JBBAの放牧地の管理技術に関する研修会が開かれる
JBBA日本軽種馬協会ではより良い放牧地づくりのために、草地研究の第一人者であるロジャー・アルマン氏を招聘し、8月9日、モデルケースとなるような日高の牧場を視察、調査した。アルマン氏はすでに日本の大手牧場のアドバイザーも務めており、日本の生産事情にも精通している。
今回は海沿いの中期育成場、生産牧場、そして山あいの生産牧場、後期育成施設の4か所を視察。同協会が行なう競走馬生産振興事業の「軽種馬経営高度化指導研修事業」の一環として実施されたもので、草地(とくに放牧地)の管理調査方法などを学んだ。
同氏は、放牧地の面積や形、造成年、最大放牧頭数、堆肥量、堆肥時期、昨秋の土壌分析結果や今後の分析予定、掃除刈り回数などを事前に調査したうえで、放牧地に入り、複数箇所の土質、生えている草の種類や密集度などを視察した。
牧場主からは「アルファルファなどマメ科の比率が増えているので、適性に維持する方法が知りたい」「土壌成分分析でペーハー値が下がっているので改善方法を知りたい」などの質問が飛ぶなど活発な質疑応答が行なわれた。
アルマン氏は、持ち帰った土や草の成分分析を行い、それらの数字をもとに放牧地の問題点と改善方法をテーマにした講演会をウインズ静内で予定している。
取材班
今回は海沿いの中期育成場、生産牧場、そして山あいの生産牧場、後期育成施設の4か所を視察。同協会が行なう競走馬生産振興事業の「軽種馬経営高度化指導研修事業」の一環として実施されたもので、草地(とくに放牧地)の管理調査方法などを学んだ。
同氏は、放牧地の面積や形、造成年、最大放牧頭数、堆肥量、堆肥時期、昨秋の土壌分析結果や今後の分析予定、掃除刈り回数などを事前に調査したうえで、放牧地に入り、複数箇所の土質、生えている草の種類や密集度などを視察した。
牧場主からは「アルファルファなどマメ科の比率が増えているので、適性に維持する方法が知りたい」「土壌成分分析でペーハー値が下がっているので改善方法を知りたい」などの質問が飛ぶなど活発な質疑応答が行なわれた。
アルマン氏は、持ち帰った土や草の成分分析を行い、それらの数字をもとに放牧地の問題点と改善方法をテーマにした講演会をウインズ静内で予定している。
取材班