注目の2歳戦、マヤノトップガン賞が行われる
7月28日、門別競馬場ではクローバー賞(8月22日・JRA札幌・芝1500m)の前哨戦、マヤノトップガン賞ターフチャレンジ(2歳オープン・ダ1700m)が行われた。素質の高さで早々と初勝利を挙げた評判の2歳馬が顔を揃え、注目の一番に多くの視線が集まった。
レースはハナを奪ったブンブイチドウ(牡2歳・父アフリート)が終始リードを保ち、2着に4馬身差をつけて逃げ切り勝ちを決めた。2着には中団から追い上げたサウンドウェーブ(牝2歳・父シンボリクリスエス)、3着には好位から脚を伸ばしたロージズ(牝2歳・父ロージズインメイ)が入った。
ホッカイドウ競馬のパドック解説を務める競馬ブックの高倉克己記者はレースを振り返って、
「勝ったブンブイチドウは鞍上の齊藤正弘騎手の好判断で、見事な逃げ切り勝ちでしたね。序盤から早いラップを刻みながら、道中しっかり息を入れて最後は突き放したわけですから、能力は高いと思います。勝ち時計も優秀でした。2着のサウンドウェーブはまだ気性面で幼さがあり、道中は内にモタれたりしていましたが、我慢の競馬で上位に食い込みました。こちらは長い距離で良さが出るタイプですね。素質を感じる馬だし、芝も向きそうです。3着のロージズも芝が向きそうな印象です。ダートでこれだけの競馬をするのですから、能力は高いですよ。上位馬3頭はクローバー賞出走となれば、十分チャンスがあると思います」と、分析した。
10頭中10番人気馬の勝利で馬券的には波乱の結果となったが、レースのレベルは高かったようだ。
クローバー賞は札幌2歳Sへつながるステップレースで、過去にはヤマノブリザード、モエレフェニックスなどが道営所属馬として勝利し、札幌2歳Sに駒を進めている。昨年のクローバー賞は道営馬モエレエキスパートが見事勝利し、札幌2歳Sでも3着に好走した。今年のマヤノトップガン賞ターフチャレンジの上位3頭にはクローバー賞・北海道地区の出走推薦馬の資格が与えられる。
取材班
レースはハナを奪ったブンブイチドウ(牡2歳・父アフリート)が終始リードを保ち、2着に4馬身差をつけて逃げ切り勝ちを決めた。2着には中団から追い上げたサウンドウェーブ(牝2歳・父シンボリクリスエス)、3着には好位から脚を伸ばしたロージズ(牝2歳・父ロージズインメイ)が入った。
ホッカイドウ競馬のパドック解説を務める競馬ブックの高倉克己記者はレースを振り返って、
「勝ったブンブイチドウは鞍上の齊藤正弘騎手の好判断で、見事な逃げ切り勝ちでしたね。序盤から早いラップを刻みながら、道中しっかり息を入れて最後は突き放したわけですから、能力は高いと思います。勝ち時計も優秀でした。2着のサウンドウェーブはまだ気性面で幼さがあり、道中は内にモタれたりしていましたが、我慢の競馬で上位に食い込みました。こちらは長い距離で良さが出るタイプですね。素質を感じる馬だし、芝も向きそうです。3着のロージズも芝が向きそうな印象です。ダートでこれだけの競馬をするのですから、能力は高いですよ。上位馬3頭はクローバー賞出走となれば、十分チャンスがあると思います」と、分析した。
10頭中10番人気馬の勝利で馬券的には波乱の結果となったが、レースのレベルは高かったようだ。
クローバー賞は札幌2歳Sへつながるステップレースで、過去にはヤマノブリザード、モエレフェニックスなどが道営所属馬として勝利し、札幌2歳Sに駒を進めている。昨年のクローバー賞は道営馬モエレエキスパートが見事勝利し、札幌2歳Sでも3着に好走した。今年のマヤノトップガン賞ターフチャレンジの上位3頭にはクローバー賞・北海道地区の出走推薦馬の資格が与えられる。
取材班