馬産地ニュース

第34回北海道馬術大会行われる

  • 2009年07月22日
  • 会場となったノーザンホースパーク
    会場となったノーザンホースパーク
  • ジャンピング競技の様子
    ジャンピング競技の様子
  • スリーオペレーター
    スリーオペレーター
  • トウカイポイント
    トウカイポイント
 7月17日~19日、安平町のノーザンホースパークにて「ノーザンカップ2009・第34回北海道馬術大会」が行われた。この大会は北海道乗馬連盟の主催で年間5回ノーザンホースパークを舞台に行われている。競技の行われた土日は、一日中霧雨が降り続ける生憎の天気となったが、27のジャンピング競技、13のドレッサージュ競技で延べ300組以上(複数の競技に参加する選手・馬がいる)の人馬が参加して腕を競った。

 大会には北海道各地から多くの参加者が集まったが、プログラムの「参加馬匹紹介」を見ると、多くの元競走馬の名前を見つけることができる。マイルチャンピオンシップ(G1)を勝ったトウカイポイント(この日行われた「標準障害C part1」で見事優勝)、阪神スプリングジャンプ(JG2)を制したスリーオペレーター、2002年秋の天皇賞(G1)での大逃げが記憶に残るゴーステディ、リンカーンの全弟ヴァンクール、ホッカイドウ競馬モエレジーニアスの半弟マサノネバーマイン、ダートで活躍したネイチャーヒーラーなどが競技馬として元気な姿を見せてくれた。

 この後の乗馬大会は8月7日~9日「第55回北海道体育大会(第64回国民体育大会北海道ブロック大会)」、9月11日~13日「第23回北海道秋季馬術大会」が予定されている。ノーザンホースパークの入場料(大人500円・小中学生200円)を払えば一般の方でも観戦可能なので、元競走馬の元気な姿を見に訪れてみては如何だろうか。

※大会についての詳細はこちら⇒北海道乗馬連盟公式ホームページ
取材班