ローレルゲレイロの優勝祝賀会が行われました
新冠町の村田牧場生産馬で今年の第39回高松宮記念(G1)を制したローレルゲレイロの優勝祝賀会(主催:有限会社村田牧場、株式会社ローレルレーシング)が7月6日、新冠町のレ・コード館で行われた。
祝賀会には村田牧場、馬主のローレルレーシングの方々はもとより、同馬を管理する昆貢調教師、レースで手綱を取った藤田伸二騎手も駆けつけ、会場には沢山のお祝いの花が並び、華やかなムードの中、100名を超える出席者と喜びを分かち合った。
祝賀会の冒頭では同馬を生産した村田牧場の村田繁實社長は、
「多くの方々のおかげで高松宮記念を優勝することができました。厚く御礼申し上げます。ローレルゲレイロは5月生まれで初仔ということもあり、小柄な馬でした。当時、ローレルクラブから牡馬の提供をという要望があり、それにお応えするかたちでクラブに提供することを決めました。函館でその年の最初の新馬戦を勝つことができ、その後はG1レースで惜しい結果が続きましたが、今年の高松宮記念で念願のG1レース優勝を果たせました。今後もより一層のご支援を宜しくお願い申し上げます。」と、挨拶。
続いて、ローレルレーシングの樋渡信義代表が壇上に上がり、
「生産者をはじめ、馬産を取り巻く環境が厳しい中、今回の優勝には大変喜んでおります。父キングヘイローも新冠の生産馬で高松宮記念を制し、鞍上の藤田伸二騎手も新冠町出身ということで、深い縁を感じます。今後もクラブとして支援をいただきながら、目一杯頑張っていきたいです。」と、挨拶した。
その後は小竹国昭新冠町町長、荒木正博日高軽種馬農業協同組合代表理事組合長の祝辞があり、榊明彦新冠町軽種馬生産振興会会長の乾杯で祝宴が始まった。村田社長は各テーブルをまわり、出席者に感謝の意を伝えていた。
祝賀会の半ばではレースのビデオ放映、昆貢調教師、藤田伸二騎手へのインタビューもあり、昆貢調教師は、
「キングヘイローはG1馬を出せる種牡馬だと期待していました。高松宮記念は藤田騎手の進言もあって出走を決めました。非常に良い状態で送り出すことができました。腐らずに一生懸命頑張ればいつか結果が出ると思っていました。丈夫な馬なので、まだまだこれからも活躍して欲しいです。秋はスプリンターズステークスでもう一つ大きな勲章を獲らせてあげたいですね。その後は昨年同様に香港スプリントも視野に入れたいと思っています。」と、この秋への意気込みを語った。
藤田伸二騎手は高松宮記念(G1)を振り返り、
「レースは自信を持って乗りました。勝ててほっとしています。今後も頑張りますので、宜しくお願いします。」と、コメント。自信に満ちた表情が印象的だった。
後半にはプレゼント抽選会があり、賞品が当たった出席者からは笑みがこぼれていた。そして、浅川豊新冠町農業協同組合代表理事組合長の音頭で万歳三唱が行われ、祝賀会は幕を閉じた。日本を代表する短距離馬となった同馬の走りに今後も注目が集まることだろう。
取材班
祝賀会には村田牧場、馬主のローレルレーシングの方々はもとより、同馬を管理する昆貢調教師、レースで手綱を取った藤田伸二騎手も駆けつけ、会場には沢山のお祝いの花が並び、華やかなムードの中、100名を超える出席者と喜びを分かち合った。
祝賀会の冒頭では同馬を生産した村田牧場の村田繁實社長は、
「多くの方々のおかげで高松宮記念を優勝することができました。厚く御礼申し上げます。ローレルゲレイロは5月生まれで初仔ということもあり、小柄な馬でした。当時、ローレルクラブから牡馬の提供をという要望があり、それにお応えするかたちでクラブに提供することを決めました。函館でその年の最初の新馬戦を勝つことができ、その後はG1レースで惜しい結果が続きましたが、今年の高松宮記念で念願のG1レース優勝を果たせました。今後もより一層のご支援を宜しくお願い申し上げます。」と、挨拶。
続いて、ローレルレーシングの樋渡信義代表が壇上に上がり、
「生産者をはじめ、馬産を取り巻く環境が厳しい中、今回の優勝には大変喜んでおります。父キングヘイローも新冠の生産馬で高松宮記念を制し、鞍上の藤田伸二騎手も新冠町出身ということで、深い縁を感じます。今後もクラブとして支援をいただきながら、目一杯頑張っていきたいです。」と、挨拶した。
その後は小竹国昭新冠町町長、荒木正博日高軽種馬農業協同組合代表理事組合長の祝辞があり、榊明彦新冠町軽種馬生産振興会会長の乾杯で祝宴が始まった。村田社長は各テーブルをまわり、出席者に感謝の意を伝えていた。
祝賀会の半ばではレースのビデオ放映、昆貢調教師、藤田伸二騎手へのインタビューもあり、昆貢調教師は、
「キングヘイローはG1馬を出せる種牡馬だと期待していました。高松宮記念は藤田騎手の進言もあって出走を決めました。非常に良い状態で送り出すことができました。腐らずに一生懸命頑張ればいつか結果が出ると思っていました。丈夫な馬なので、まだまだこれからも活躍して欲しいです。秋はスプリンターズステークスでもう一つ大きな勲章を獲らせてあげたいですね。その後は昨年同様に香港スプリントも視野に入れたいと思っています。」と、この秋への意気込みを語った。
藤田伸二騎手は高松宮記念(G1)を振り返り、
「レースは自信を持って乗りました。勝ててほっとしています。今後も頑張りますので、宜しくお願いします。」と、コメント。自信に満ちた表情が印象的だった。
後半にはプレゼント抽選会があり、賞品が当たった出席者からは笑みがこぼれていた。そして、浅川豊新冠町農業協同組合代表理事組合長の音頭で万歳三唱が行われ、祝賀会は幕を閉じた。日本を代表する短距離馬となった同馬の走りに今後も注目が集まることだろう。
取材班