セレクトセール(日本競走馬協会主催)の当歳市場(初日)が14日、快晴のノーザンホースパークで行われた。この日は174頭(牡馬126頭、牝馬48頭)が上場され、118頭(牡馬86頭、牝馬32頭)が落札。売却率は67.8％(前年比7.4ポイント減)で30億7370万円(同比13億9780万円減)を売り上げた。(＊それぞれ、昨年の当歳市場初日との比較)
　
　最高価格は2005年、2006年の年度代表馬ディープインパクトの半弟「ウインドインハーヘアの2009(牡、父ダイワメジャー)」で宮城県の島川隆哉氏によって1億6500万円で落札。

　これに次いだのは半兄にトーセンジョーダンがいる「エヴリウィスパーの2009(牡、父ディープインパクト)」で同じく島川隆哉氏が1億5500万円で購入。「トーセン」の冠で知られる島川氏は、この日3番目の高額落札馬となる「マイケイティーズの2009(牡、父シンボリクリスエス)」も1億2500万円で落札しており、高額馬上位3頭を独占する結果となった。同馬は2007年の年度代表馬アドマイヤムーンの半弟。
取材班