北海道セレクションセール当歳が開催される
7月22日、北海道新ひだか町の北海道市場で「セレクションセール当歳」(日高軽種馬農業協同組合主催)が行われた。目まぐるしく変わる空模様だった前日の1歳市場に比べ、この日は終日薄曇りで、過ごしやすい気候だった。
7月22日は当歳市場で、アドマイヤムーン、ダイワメジャー、サムライハートといった初年度産駒を含む162頭(牡128頭、牝34頭)が上場された。売却頭数は38頭(牡32頭、牝6頭)、売却率は23.5%(前年比9.1%減)、売上総額は4億3,039万5,000円(税込・前年比3億4,608万円減)、平均価格は1,132万6,184円(税込・前年比206万1,316円減)と、共に前年を下回る数字となった。
最高価格はフォルティッシモ(牡 アグネスタキオン)で、矢部幸一氏が3,010万円で落札。生産は新ひだか町の藤沢牧場。
高額2位は2006年の優駿牝馬オークス(G1)、秋華賞(G1)などを制したカワカミプリンセスの半弟にあたるタカノセクレタリーの2009(牡 父アドマイヤムーン)で、松本好雄氏が2,600万円で落札。生産は新ひだか町の三石川上牧場。
高額3位は2頭で、セクレゴールドの2009(牡 父アドマイヤムーン)で、ダーレージャパン(株)が2,000万円で落札。生産は新ひだか町のグランド牧場。もう1頭はブルーオアシスの2009(牡 父アグネスタキオン)で、猪熊広次氏が2,000万円で落札。生産は日高町の天羽牧場。馬産地からの評判が高い新種牡馬アドマイヤムーンと、今年6月にこの世を去った昨年のリーディングサイアー、アグネスタキオンの産駒がトップ3を占める結果となった。
1歳市場に比べると当歳市場では訪れる購買者、調教師の姿が少なく、生産者のリザーブ価格も期待の大きい設定が多かったのか、全体的には低調な結果に終わった印象があるが、市場関係者は「近年、購買者の関心は未知な要素が多い当歳馬よりも、1 歳馬や2歳馬の方に集まりつつある。この状況を考えると、健闘していると考えたい」とセリを振り返っていた。
◆北海道セレクションセール当歳の詳細につきましては、主催者のWebサイトや以下のWebサイトをご利用下さい。
->日本軽種馬協会
->馬市ドットコム
取材班
7月22日は当歳市場で、アドマイヤムーン、ダイワメジャー、サムライハートといった初年度産駒を含む162頭(牡128頭、牝34頭)が上場された。売却頭数は38頭(牡32頭、牝6頭)、売却率は23.5%(前年比9.1%減)、売上総額は4億3,039万5,000円(税込・前年比3億4,608万円減)、平均価格は1,132万6,184円(税込・前年比206万1,316円減)と、共に前年を下回る数字となった。
最高価格はフォルティッシモ(牡 アグネスタキオン)で、矢部幸一氏が3,010万円で落札。生産は新ひだか町の藤沢牧場。
高額2位は2006年の優駿牝馬オークス(G1)、秋華賞(G1)などを制したカワカミプリンセスの半弟にあたるタカノセクレタリーの2009(牡 父アドマイヤムーン)で、松本好雄氏が2,600万円で落札。生産は新ひだか町の三石川上牧場。
高額3位は2頭で、セクレゴールドの2009(牡 父アドマイヤムーン)で、ダーレージャパン(株)が2,000万円で落札。生産は新ひだか町のグランド牧場。もう1頭はブルーオアシスの2009(牡 父アグネスタキオン)で、猪熊広次氏が2,000万円で落札。生産は日高町の天羽牧場。馬産地からの評判が高い新種牡馬アドマイヤムーンと、今年6月にこの世を去った昨年のリーディングサイアー、アグネスタキオンの産駒がトップ3を占める結果となった。
1歳市場に比べると当歳市場では訪れる購買者、調教師の姿が少なく、生産者のリザーブ価格も期待の大きい設定が多かったのか、全体的には低調な結果に終わった印象があるが、市場関係者は「近年、購買者の関心は未知な要素が多い当歳馬よりも、1 歳馬や2歳馬の方に集まりつつある。この状況を考えると、健闘していると考えたい」とセリを振り返っていた。
◆北海道セレクションセール当歳の詳細につきましては、主催者のWebサイトや以下のWebサイトをご利用下さい。
->日本軽種馬協会
->馬市ドットコム
取材班