馬産地ニュース

ライディングヒルズ静内で夏季乗馬大会開催される

  • 2009年07月07日
  • 競技の様子
    競技の様子
  • 障害者の方も参加した
    障害者の方も参加した
  • ホッカイドウ競馬で活躍したスローンフォルも登場
    ホッカイドウ競馬で活躍したスローンフォルも登場
  • かわいらしい姿で颯爽と飛越する選手
    かわいらしい姿で颯爽と飛越する選手
 7月5日(日)新ひだか町のライディングヒルズ静内で夏季乗馬大会(主催 ライディングヒルズ静内、有限会社 加藤ステーブル)が開催された。
 当日は霧がかかっていたが過ごしやすい気候で、午前9時の開会式から始まり、選手たちは騎乗馬と共に真剣な顔つきで競技に参加していた。午前中は屋内馬場で初心者向けの競技を中心に行われ、午後は屋外馬場で難易度の高い障害飛越などの競技が行われた。見事飛越に成功した時は場内から拍手と歓声が沸いた。午後4時には閉会式・表彰式が行われ、表彰を受けた参加者は一様に笑顔を見せていた。
 大会第6競技の「新ひだか町杯障害飛越競技(50cm)」で優勝した北海道静内農業高校2年の林慶次選手は、
 「1位をとれるとまでは思っていなかったので驚きました。とても嬉しいです。もっと上達できるようにこれからも頑張っていきたいです。」
と、声を弾ませた。同校馬術部顧問の杉本忠宏先生は、
 「今回は15人の生徒が競技に参加しました。競技経験の浅い生徒にとってこの大会は貴重な出場機会になっているので、非常にありがたく思っています。日頃の練習の成果を発揮できて、良い経験になったことでしょう。今後も是非この大会を続けて欲しいです。」
と、語った。この大会は高校生にとって絶好の腕試しの場となっているようだ。
閉会式の審判長講評では“全員が一丸となって障害者の方への手ほどきしている姿に感動しました”との言葉があり、ライディングヒルズ静内のスタッフや馬術部の高校生、少年団の参加者を中心としたサポートが、大会運営を円滑なものにしていた。大会終了後にはバーベキューが始まり、参加者は美味しい食事と共に楽しいひと時を過ごしていた。
 ライディングヒルズ静内統括責任者の栃窪直人さんは、
 「人馬共に無事に大会を終えることができて何よりです。ライディングヒルズ静内では馬が好きな方であれば、小さなお子様からお年寄りの方、障害者の方、どのような方にも最高のおもてなしをしたいと考えております。今後も多くの方にご来場していただきたいです。」
と、更なる乗馬人口の拡大に意気込んでいた。

<結果>(※敬称略)
第1競技 ライディングヒルズ馬場馬術競技 ビギナー班
  第1位 別紙 幸子  オスカーレ
  第2位 天野 瑛義  マイネルディンプル
第2競技 ライディングヒルズ馬場馬術競技 一般班
  第1位 上島 実佳子  エスジービーム
  第2位 片岡 祐輝  エスジービーム
第3競技 ライディングヒルズ馬場馬術競技 常歩班
  第1位 枝谷 芳羅  ウイナーズマーチ
  第2位 上島 江理子  ミッキー
第4競技 ジムカーナ競技 障害物競走
  第1位 松原 理佳  ウイナーズマーチ
  第2位 高木 牧葉  七一郎
第5競技 ジムカーナ競技 一般の部
  第1位 天野 瑛義  マイネルディンプル
  第2位 加藤 光代  ミッキー
第6競技 新ひだか町杯障害飛越競技(50cm)
  第1位 林 慶次  オスカーレ
  第2位 宮内 ゆい  ホワイトメロディ
第7競技 加藤ステーブル杯障害飛越競技
  第1位 上島 英司  ホワイトメロディ
  第2位 樋口 遥  ホワイトメロディ
第8競技 ライディングヒルズ杯障害飛越競技
  第1位 本間 準子  ライキリスパーク
  第2位 五十嵐 めぐみ  ホワイトメロディ