マーキュリーカップはマコトスパルビエロが優勝
7月20日、盛岡競馬場で行われた交流重賞マーキュリーカップ(Jpn3)はマコトスパルビエロ(牡5歳、栗東・鮫島一歩厩舎)が見事な逃げ切り勝ちを決めた。
本馬を生産したのは様似町の出口繁夫牧場。1990年エリザベス女王杯(G1)を制したキョウエイタップを生産した牧場だ。現在、繁殖牝馬は6頭。レース当日、出口繁夫さんはAiba浦河でその走りを見守っていたそうだ。
出口さんは、「強い馬も出走していましたし、無事に走ってくれればいいなと思って見ていました。直線に入っても先頭で他馬を突き放したので、これなら勝てるかもしれないと思いました。初重賞制覇を飾れて最高の気持ちです」と、嬉しそうにレースを振り返った。
“出走したレースの3分の1は見に行ったかな”と語る出口さんは、本馬の応援に佐賀競馬場まで駆けつけたこともあったそうで、出口さんの熱心な声援を受け、4勝目を挙げた新潟の関越ステークスでは口取りに入ることもできたそうだ。
当歳時の印象を伺うと、「母のマコトシュンレイもそうなのですが、人なつこくて扱いやすく、手間のかからない馬でした。」とのこと。
このほど、牧場にはマコトスパルビエロの半姉マコトサンゴが繁殖牝馬として里帰りし、今年は初仔となる牝馬(父マヤノトップガン)を無事出産。広々とした放牧地を元気に駆け回っていた。
出口さんは、「こちらも良い馬です。放牧地ではボス格ですね。」と、期待を寄せる。今年、マコトサンゴはフジキセキを種付けし、無事受胎したそうだ。
並み居る強豪馬を破り、待望の重賞制覇を果たしたマコトスパルビエロ。マーキュリーカップの勝ち時計は歴代最速タイで、今後の戦いにも注目が集まりそうだ。
「1800m~2000mが合ってそうですね。かねてから馬主さんがこの馬でジャパンカップダートを目指したいとおっしゃっていたので、出走できると嬉しいです。あとはとにかく、無事に走って欲しいですね。」と、出口さんは希望を託す。賞金を加算して、目標レース出走も現実味を帯びつつある。今度はダートの大一番でいかんなく快速ぶりを発揮して欲しい。
取材班
本馬を生産したのは様似町の出口繁夫牧場。1990年エリザベス女王杯(G1)を制したキョウエイタップを生産した牧場だ。現在、繁殖牝馬は6頭。レース当日、出口繁夫さんはAiba浦河でその走りを見守っていたそうだ。
出口さんは、「強い馬も出走していましたし、無事に走ってくれればいいなと思って見ていました。直線に入っても先頭で他馬を突き放したので、これなら勝てるかもしれないと思いました。初重賞制覇を飾れて最高の気持ちです」と、嬉しそうにレースを振り返った。
“出走したレースの3分の1は見に行ったかな”と語る出口さんは、本馬の応援に佐賀競馬場まで駆けつけたこともあったそうで、出口さんの熱心な声援を受け、4勝目を挙げた新潟の関越ステークスでは口取りに入ることもできたそうだ。
当歳時の印象を伺うと、「母のマコトシュンレイもそうなのですが、人なつこくて扱いやすく、手間のかからない馬でした。」とのこと。
このほど、牧場にはマコトスパルビエロの半姉マコトサンゴが繁殖牝馬として里帰りし、今年は初仔となる牝馬(父マヤノトップガン)を無事出産。広々とした放牧地を元気に駆け回っていた。
出口さんは、「こちらも良い馬です。放牧地ではボス格ですね。」と、期待を寄せる。今年、マコトサンゴはフジキセキを種付けし、無事受胎したそうだ。
並み居る強豪馬を破り、待望の重賞制覇を果たしたマコトスパルビエロ。マーキュリーカップの勝ち時計は歴代最速タイで、今後の戦いにも注目が集まりそうだ。
「1800m~2000mが合ってそうですね。かねてから馬主さんがこの馬でジャパンカップダートを目指したいとおっしゃっていたので、出走できると嬉しいです。あとはとにかく、無事に走って欲しいですね。」と、出口さんは希望を託す。賞金を加算して、目標レース出走も現実味を帯びつつある。今度はダートの大一番でいかんなく快速ぶりを発揮して欲しい。
取材班