馬産地ニュース

浦河町で夏季町民馬術大会が行われました

  • 2009年07月06日
  • 会場のJRA日高育成牧場
    会場のJRA日高育成牧場
  • 大会の様子
    大会の様子
  • 同

  • 同

 7月5日、浦河・JRA日高育成牧場にて平成21年度夏季町民乗馬大会が行われた。この町民乗馬大会は「5000人町民乗馬」をスローガンとする浦河町がJRA日高育成牧場の協力を得て、毎年夏と秋に行われているもので、この日も町内の乗馬愛好者100名以上が各競技で腕を競った。

第1競技「100cmクラス障害飛越競技」
第2競技「80cmクラス障害飛越競技(一般・少年団)」
第3競技「低障害飛越競技(一般&少年団)」
第4競技「クロス障害飛越競技(一般・少年団・ポニー少年団)」
第5競技「部班運動(一般駈歩・一般速歩・一般初心者・ポニー少年団)」
第6競技「ジムカーナ競技(一般・ポニー少年団)」

 競技プログラムは上記の順に進行され、一般参加の町民やJRA日高育成場職員・BTC研修生・浦河高校馬術部が参加する「一般」、浦河町の小学5年生から中学3年生が所属する「少年団」、浦河町の小学生が所属する「ポニー少年団」と各部門別に行われたが、騎乗技術を競う競技会とは違って、終始なごやかなムードで行われた。

 少年団やポニー少年団の参加者には、競走馬の生産・育成牧場の子供達も多数参加、将来の後継者を見守る牧場関係者からは「しっかりやれよ!」「よくがんばった!」と盛んに声援が送られた。

 この日のトリを務めたのは第7競技ともいえる「ポニー少年団対抗リレー」。ポニー少年団の選手が2チームに分かれての障害競走だ。スラロームをクリアし、小麦粉の中の飴玉をくわえて、一直線に戻ってくるという競技で、顔面を真っ白にしながら愛馬と駆ける子供達に会場が大きな笑いに包まれた。

 レース終了後には各部門ごとに表彰式が行われたが、誇らしげに表彰を受けた少年団やポニー少年団の笑顔が印象的な一日だった。この町民乗馬大会、次回は10月11日に予定されている。