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JRA北海道シリーズ~札幌競馬が開幕~

  • 2009年06月22日
  • リニューアルされたパドックにある電光掲示板
    リニューアルされたパドックにある電光掲示板
  • スタンドの上から見た札幌競馬場風景
    スタンドの上から見た札幌競馬場風景
  • 新馬戦勝ちを収めたコスモソルスティスとビッグレッドファーム関係者
    新馬戦勝ちを収めたコスモソルスティスとビッグレッドファーム関係者
 6月20日、JRA北海道シリーズが札幌競馬場でスタートした。今年は函館競馬場でスタンドの改装工事が行われていることもあって、通常よりも2か月間早い開幕となっただけでなく、9月6日まで4週間長い開催となった。

 開催初日は時には小雨も降りしきるあいにくの天気となったが、開門前から多くのファンが足を運んでいた。オッズ掲示板が様変わりしたパドックの周りだけでなく、昼休みに行われた女優の安田美沙子さんのトークショーにも幾重にも人垣ができていた。

 4レースには最初の2歳新馬戦となるメイクデビュー札幌が行われ、日高町・富川田中牧場の生産馬であるコスモソルスティス(牡2)が優勝。父アドマイヤマックスはJRAにおける新種牡馬第一号の勝利となった。

 この日は馬主であるビッグレッドファームの関係者も競馬場へと足を運んでおり、コスモヴューファームの岡田繁幸社長は、

「アドマイヤマックスはビッグレッドファームとしても生産、育成共に力を入れてきた種牡馬です。コスモソルスティスは現役時の父のような瞬発力のあるレースを見せてくれましたが、長くいい脚を使える走りからしても距離の融通も効きそうです。牧場で育成してきた馬だけでなく、他の牧場からも期待馬としてアドマイヤマックス産駒の評判を聞いていますので、その勝利に続く産駒が現れてくれると思います」

 と話していた。札幌競馬場では7月5日に最初の重賞競走である函館スプリントS(G3)を皮切りに、9月5日の札幌2歳S(Jpn3)まで7つの重賞競走が行われる。

               取材班