馬産地ニュース

セレクションSに向け北海道市場では実馬検査を実施

  • 2009年05月05日
  • 慎重に検査が進められる~検査馬はチーフベアハート産駒
    慎重に検査が進められる~検査馬はチーフベアハート産駒
  • 歩様の状態もチェック~検査馬はグラスワンダー産駒
    歩様の状態もチェック~検査馬はグラスワンダー産駒
  • ゼンノロブロイ産駒
    ゼンノロブロイ産駒
  • デビッドジュニア産駒
    デビッドジュニア産駒
 5月11日にトレーニングセールを控える北海道市場だが、すでに7月21日、22日に行われるセレクションセールの準備が始まっている。
 今年は、1歳せりに511頭(牡330頭、牝181頭)の申込みがあり、4月30日の東北地区から始まり5月6日までの日程で、HBA日高軽種馬農協の役職員を中心にゴールデンウイークを返上しての実馬検査が行なわれている。今月下旬に予定される当歳馬の実馬検査を実施後、セレクションされたセールの上場馬が決定される予定。

 5日、サクラの花も見頃になった中、HBAの役職員は3班に分かれて日高管内の各牧場を回って検査を実施していましたが、上場馬は2百数十頭と予想されるだけにベテランの担当者も慎重に実馬の状態を確認していた。

              
 初年度産駒は注目されますが、検査名簿には、今年の1歳が初年度産駒になる種牡馬に注目のディープインパクトや、アドマイヤジャパン、スズカマンボ、タイムパラドックス、テレグノシス、ハーツクライ、バランスオブゲーム、リンカーンや外国馬で種牡馬入りしたデビッドジュニア、ファンタスティックライト(国内での初産駒)等の名前が並んでいた。

               日高案内所