馬産地ニュース

2009年度HRホッカイドウ競馬が札幌競馬場で開幕

  • 2009年04月30日
  • 開催初日のホッカイドウ競馬
    開催初日のホッカイドウ競馬
  • パドックにも人垣が出来た
    パドックにも人垣が出来た
  • 多くの応援を得て様々なイベントが開かれた
    多くの応援を得て様々なイベントが開かれた
  • ‘日本で一番早い2歳戦’で優勝したポップコーンの口取り写真
    ‘日本で一番早い2歳戦’で優勝したポップコーンの口取り写真
 2009年度のホッカイドウ競馬が4月29日に札幌競馬場で開幕した。

 この日は好天にも恵まれたこともあり、朝早くから多くの競馬ファンが札幌競馬場へと詰めかけていた。場内では先着入場者へ甘酒が振る舞われたり、ちびっ子縁日やお笑いステージといったイベントの周りでは人垣もできるなど、競馬場全体が一つのアトラクションとなったような賑わいを見せていた。。

 第6レースには日本一早い新馬戦であるフレッシュチャレンジ競走が行われ、五十嵐冬樹騎手の騎乗するポップコーン(千歳・社台ファーム生産)が、直線に入ると最内から他馬を交わしてゴール。07年生まれのサラブレッドにおける最初の勝ち馬として名を残した。

 ホッカイドウ競馬の開催期間では、久しぶりに札幌競馬場へと来たという浦河の生産者は、

 「思った以上にお客さんが入っていて驚きました。こうしてホッカイドウ競馬が盛り上がってくれるのは嬉しいですし、我々馬産地の人間も、優れた馬をここで走らせて更に競馬を面白くしなければという思いを強く持ちました」

 と語っていた。

                  日高案内所取材班