馬産地ニュース

BTCで育成調教技術者養成研修の開講式

  • 2009年04月15日
  • 増沢所長から入講許可を受ける新研修生
    増沢所長から入講許可を受ける新研修生
  • 開講式後の記念撮影
    開講式後の記念撮影
  • ボロ拾い~昨年の体験入学から
    ボロ拾い~昨年の体験入学から
  • 騎乗の初期訓練~同
    騎乗の初期訓練~同
 14日、浦河の軽種馬育成調教センター日高事業所で育成調教技術者養成研修第27期生の開講式が行なわれた。
 この研修制度は、(財)軽種馬育成調教センターが、「世界に通用する強い馬づくり」を目的とした事業の一環として行なうもので、平成4年の開講以来、今年の修了予定生を含めると317名を送りだしている。
 この研修では、騎乗訓練を中心に毎日の厩舎作業から学科を含めて馬に関するすべての基礎技術を1年間で身につけるもので、終了後の就職率は100%。受け入れ側の育成牧場や、トレーニングセンターなどからの修了生への評価は高いものです。

 今年の研修生は21名で、北海道から広島まで全国から集まり年齢は16歳から28歳、男子17名・女子4名と多彩で、殆どが馬については未経験者だが、この1年で見違えるように逞しくなってホースマンとして巣立っていく。1年間の寮生活の研修は厳しく、精神的にも鍛えられるが、垣間見ると熟練の指導教官方の下で笑顔も見られ、明るい大家族のような雰囲気の中で進められている。

 開校式では、増沢均所長から入講許可を受けた後、杉本修BTC専務理事と関係団体の代表からの挨拶がありエールを送られた。研修生と開講式に参加した父兄の方も緊張の面持ちだったが、続く昼食会の懇談会では緊張もほぐれてホースマンへのスタートに喜びを表情に出していた。

 この研修制度は来年も実施されますので、関心のある方は早めにお問合せ下さい。

 問い合わせ先 (財)軽種馬育成調教センター日高事業所
         0146-28-1001

                   日高案内所