ハート王子マサノウイズキッドが中央転厩で出発
昨年、額にハートマークの流星を持った実力馬として話題を呼んだホッカイドウ競馬所属のマサノウイズキッド号が、この度、堂山芳則厩舎から美浦・小島茂之厩舎に転厩した。
同馬は父ゴールドヘイロー、母ファーストクラスという血統の3歳牡馬。馬主は中村正子氏、日高町の道見牧場(産駒に京成杯サンツェッペリン)の生産馬で、通算成績は5戦3勝。
2008年6月に旭川競馬場でデビューし、2着馬に大差をつける圧勝で初陣を飾ると、その後も連勝を伸ばして中央競馬へ挑戦。その強さとルックスに着目して新聞紙上やテレビ、ラジオでも取り上げられ、パドックでは同馬の写真を撮る女性や若者の姿も目立った。
多くの応援を受けて単勝1番人気の支持で臨んだすずらん賞(JRA札幌・芝1200m)では5着に敗れたが、初めての芝のレースながらも中団からメンバー中最速の上がりで差を詰め、見どころのある内容で今後に望みをつなげた。その後は10月の北海道2歳優駿へ出走するも6着と敗れ、冬場は充電。より大きな舞台への出走を目指して、この春、転厩の運びとなった。
3月6日朝、今にも泣き出しそうな曇り空のもと、堂山調教師、今野厩務員が立ち会い、門別競馬場を出発した。堂山調教師は「非常にファンの多い馬だっただけに転厩することは残念ですが、中央の舞台で活躍することがファンの皆様への恩返しだと思っています。今後とも変わらず応援していただけますようお願い致します」と話している。
転厩先の小島茂之厩舎は昨秋、管理馬のブラックエンブレム号が秋華賞を制し、元ホッカイドウ競馬所属で昨年の全日本2歳優駿2着馬のナサニエル号も同厩舎へ転厩している。中央移籍後もマサノウイズキッド号の更なる活躍を期待したい。
※人気スターを失った感がありますが、新生ホッカイドウ競馬は魅力一杯の改革を進めています。2009年のホッカイドウ競馬は4月29日に札幌競馬場でスタート!
日高案内所取材班
同馬は父ゴールドヘイロー、母ファーストクラスという血統の3歳牡馬。馬主は中村正子氏、日高町の道見牧場(産駒に京成杯サンツェッペリン)の生産馬で、通算成績は5戦3勝。
2008年6月に旭川競馬場でデビューし、2着馬に大差をつける圧勝で初陣を飾ると、その後も連勝を伸ばして中央競馬へ挑戦。その強さとルックスに着目して新聞紙上やテレビ、ラジオでも取り上げられ、パドックでは同馬の写真を撮る女性や若者の姿も目立った。
多くの応援を受けて単勝1番人気の支持で臨んだすずらん賞(JRA札幌・芝1200m)では5着に敗れたが、初めての芝のレースながらも中団からメンバー中最速の上がりで差を詰め、見どころのある内容で今後に望みをつなげた。その後は10月の北海道2歳優駿へ出走するも6着と敗れ、冬場は充電。より大きな舞台への出走を目指して、この春、転厩の運びとなった。
3月6日朝、今にも泣き出しそうな曇り空のもと、堂山調教師、今野厩務員が立ち会い、門別競馬場を出発した。堂山調教師は「非常にファンの多い馬だっただけに転厩することは残念ですが、中央の舞台で活躍することがファンの皆様への恩返しだと思っています。今後とも変わらず応援していただけますようお願い致します」と話している。
転厩先の小島茂之厩舎は昨秋、管理馬のブラックエンブレム号が秋華賞を制し、元ホッカイドウ競馬所属で昨年の全日本2歳優駿2着馬のナサニエル号も同厩舎へ転厩している。中央移籍後もマサノウイズキッド号の更なる活躍を期待したい。
※人気スターを失った感がありますが、新生ホッカイドウ競馬は魅力一杯の改革を進めています。2009年のホッカイドウ競馬は4月29日に札幌競馬場でスタート!
日高案内所取材班