馬産地ニュース

北海道2歳優駿の門別競馬場は今年最高の入場者

  • 2008年11月04日
  • 超満員となった門別競馬場
    超満員となった門別競馬場

  • 人気の「ハート王子」マサノウイズキッド
    人気の「ハート王子」マサノウイズキッド
  • 地元豊川中吹奏楽部のファンファーレ
    地元豊川中吹奏楽部のファンファーレ
  • レースに快勝、口取り写真時の武豊騎手と優勝馬メトロノース
    レースに快勝、口取り写真時の武豊騎手と優勝馬メトロノース
 30日、北海道2歳優駿(JRA交流JpnⅢ)が行われたホッカイドウ競馬門別競馬場には、普段のおよそ2倍となる約1、200人のファンが集まり、投票券の売上も1億9、201万円(場外含む)と、こちらも通常の2倍近くを記録しました。

 注目されるホッカイドウ競馬の2歳馬の重賞レースには、JRA所属馬4頭が参戦、武豊、岩田康誠、田中勝春、吉田稔の人気ジョッキー4名が騎乗するのに加え、額に大きなハート型の流星を持つ人気の「ハート王子」マサノウイズキッド(道見牧場生産馬)が道営所属馬として参加するために、開催前から大きな関心が寄せられていました。
 また、この日はホッカイドウ競馬を応援する「北海道学生愛馬会」が、お目当ての騎手や馬へのメッセージをファンから集め、門別競馬場の名物となった地元産「たこ串焼き」や「手焼きかまぼこ」が売られ、ファンファーレには日高町立富川中学校吹奏楽部が参加するなどの演出が会場を盛り上げていました。

レースは、武豊騎乗のメトロノース(牡 2歳 父アドマイヤコジーン ノーザンファーム生産馬)が優勝、ノーザンファームの吉田勝己代表、俊介さん親子は関係者からのお祝いの言葉に明るい笑顔を見せていましたが、競馬場には、ほかにも多くの生産者が来て雰囲気も高まっていた。
ファンと生産者や関係者の交流の場となったホッカイドウ競馬は「馬産地競馬」として独自の魅力も拡大、今後に楽しみを残す1日となった。

                     日高案内所