馬産地ニュース

ホッカイドウ競馬・門別開催がスタート

  • 2008年10月22日
  • 開幕した門別競馬場
    開幕した門別競馬場
  • 地元記者団の質問を受ける山藤勉次長
    地元記者団の質問を受ける山藤勉次長
  • レースの模様
    レースの模様
  • ガラス張りの屋内席
    ガラス張りの屋内席
 21日、日高町の門別競馬場で、2008年を締めくくるホッカイドウ競馬門別開催が開幕しました。
 当日は、札幌・苫小牧からの無料送迎バスや浦河からのホッカイドウ競馬応援バスも運行されて、好天に恵まれた競馬場は開場と同時に多くのファンで賑わった。

 ホッカイドウ競馬を巡っては「存続」と言う大きな課題があり、先ずは、単年度収支の均衡を課せられ勝馬投票券の発売額の増加が必須条件となっている。関係団体や生産者の応援の中、努力が続けられて来たが門別開催までは発売計画額の95%の達成率だという。
 今開催でどこまで挽回できるかが焦点となるが、北海道競馬事務所の山藤勉次長は「馬産地ならではの競馬を目指し、ファンに感動してもらえるように努力して目標に近づけるよう頑張りたい。」と抱負を語る。

 また、グリーンチャンネルなどテレビや雑誌などで活躍し、ホッカイドウ競馬の解説をする古谷剛彦氏(JRDB)は「生産者の方をはじめ馬産地の方が大勢来てくれました。馬産地が一丸となってホッカイドウ競馬を応援しているのが伝わってきます。門別が主体となる来年度に向けて頑張らなくては・・。」と慎重に語る。
 ホッカイドウ競馬は、来年度の開催から「競馬の実施に関する事務」の委託を馬産地の新公社に委託して赤字経営からの脱却を目指す。

 様々な問題を抱える中だが、久し振りの地元開催に来場した人達は目の前で繰り広がれるレースに一喜一憂。屋内勝馬投票所は、ファンで溢れる状況だったが初日の来場者は約750名、発売額は1億630万円で惜しくも計画額には届かなかったようだ。

 門別競馬場は、まさに日高の馬産地の中にあって、牧場の雰囲気が漂い独特のものがあります。生産者や競馬界にとって廃止してはならないホッカイドウ競馬に皆様の御協力をお願いいたします。

ホッカイドウ競馬の勝馬投票券は全国で購入できます。詳細はこちらに
ホッカイドウ競馬オフィシャルサイト

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