静内農屋で「農屋馬頭神社祭」が行なわれる
連休の13、14日の2日間、静内の農屋地区で神社のお祭りがありました。
この神社には、「馬頭観音」が祀られており、馬(家畜)の無病息災の祈願や死んだ馬の供養をする祭事として行なわれている。
本来「馬頭観音」は馬頭観世音菩薩などに由来し、六観音の一つで神社に祀られることは珍しく、北海道では希少な神社でもあると言われています。また、馬は草を食み続ける事から人間の煩悩をも食い尽くすものとして、本来の馬頭観音像は怖い顔をしているらしいのですが、「馬頭」と言う言葉から民間では牛馬などのお守りや、道中の安全(馬が道を行き交うことから)を祈願するものとして広く信仰されているようです。
馬産地でも、多くの牧場にこの「馬頭観音」が建てられ、生産馬の無病息災と活躍の祈願、又、死亡した愛馬の供養がなされています。
農屋地区は、静内の市街地から静内川沿いに一番奥手に位置して、牧場や蔬菜生産農家など18戸があります。氏子さんによると「農屋馬頭神社」は、大正の終わりから昭和初期に掛けて建立され、平成13年に改装されたと言う事ですが、春と秋に行なわれるというこの祭事には18戸の方全員が準備に参加されます。町に出た家族やお孫さんたちも集まって、手作りの料理を囲み家庭的で和やかな時間が笑い声と共に流れます。
この神社の下にある朝野勝洋牧場の朝野さんは、今年の祭事の責任者でしたが「準備は忙しいけれど、この土地の一番大きな行事だし、みんな仲が良いので楽しいですよ。うちの馬も重賞を取れるようにちゃんと祈っておきました。」と、前の席に居る畠山さん(先日生産馬のアルコセニョーラが新潟記念を制覇)を横目に見ながら笑顔で楽しそうにしていました。
日高案内所
この神社には、「馬頭観音」が祀られており、馬(家畜)の無病息災の祈願や死んだ馬の供養をする祭事として行なわれている。
本来「馬頭観音」は馬頭観世音菩薩などに由来し、六観音の一つで神社に祀られることは珍しく、北海道では希少な神社でもあると言われています。また、馬は草を食み続ける事から人間の煩悩をも食い尽くすものとして、本来の馬頭観音像は怖い顔をしているらしいのですが、「馬頭」と言う言葉から民間では牛馬などのお守りや、道中の安全(馬が道を行き交うことから)を祈願するものとして広く信仰されているようです。
馬産地でも、多くの牧場にこの「馬頭観音」が建てられ、生産馬の無病息災と活躍の祈願、又、死亡した愛馬の供養がなされています。
農屋地区は、静内の市街地から静内川沿いに一番奥手に位置して、牧場や蔬菜生産農家など18戸があります。氏子さんによると「農屋馬頭神社」は、大正の終わりから昭和初期に掛けて建立され、平成13年に改装されたと言う事ですが、春と秋に行なわれるというこの祭事には18戸の方全員が準備に参加されます。町に出た家族やお孫さんたちも集まって、手作りの料理を囲み家庭的で和やかな時間が笑い声と共に流れます。
この神社の下にある朝野勝洋牧場の朝野さんは、今年の祭事の責任者でしたが「準備は忙しいけれど、この土地の一番大きな行事だし、みんな仲が良いので楽しいですよ。うちの馬も重賞を取れるようにちゃんと祈っておきました。」と、前の席に居る畠山さん(先日生産馬のアルコセニョーラが新潟記念を制覇)を横目に見ながら笑顔で楽しそうにしていました。
日高案内所