馬産地ニュース

馬産地の功労者前川敏秋氏が旭日双光章を叙勲

  • 2008年07月03日
  • 叙勲の前川敏秋さんと輝子夫人
    叙勲の前川敏秋さんと輝子夫人
  • 盛大な祝賀会の様子
    盛大な祝賀会の様子
  • 河野洋平会長の祝辞
    河野洋平会長の祝辞
  • 河野洋平会長と喜びの前川ファミリー
    河野洋平会長と喜びの前川ファミリー
 長年、軽種馬界の発展に尽くしてきた三石の前川敏秋さん(元日本軽種馬協会副会長 前日高軽種馬農協組合長 元三石町議会議員 80歳)が、4月に旭日双光章(畜産業振興功労及び地方自治功労として)を受章されましたが、その祝賀会が静内のホテルで開かれました。

 前川さんは、役職がら多くの関係団体との面識が広く、当日は(社)日本軽種馬協会会長理事の河野洋平氏を始め、各団体のリーダーが祝賀会に参加して馬産界の功労者を称えていました。
 国や公共に対し顕著な功績を挙げたものに授与されるという同章ですが、軽種馬関係者としては初めての受章といわれます。開会前の前川さんにお話を聞くと「夢にも思っていなかった受章ですから、ただ驚いています。自分が受章されたことより、軽種馬の生産者が認められたというのが何より嬉しいですね。頑張っている若い人たちの励みになって貰えれば、この上のない幸せですよ。」と語る。
 
 祝賀会の席上では、河野洋平会長が「大変な状況の中、多くの軽種馬生産者の方が、この業界に頑張って取り組んでおりますが、今回の前川さんの受章は、その努力の報いられる突破口を開いたものであり、また先駆者と成られました。これからも、指導にあたり軽種馬の発展に努めて貰いたい。」とお祝いの言葉を述べていた。
 バイタリティの溢れる80歳の前川さんには、まだまだ周囲の期待が集まっているようでした。

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