馬産地ニュース

入厩前の2歳馬産地馬体検査が行なわれました

  • 2008年06月27日
  • 検査を受けるデビュー前の2歳馬~静内・北海道市場
    検査を受けるデビュー前の2歳馬~静内・北海道市場
 北海道地区の第二回産地馬体検査が、6月24日(浦河・BTC),25日、26日(静内・北海道市場)の日程で行なわれた。
 今年デビュー予定の2歳馬は入厩前に必ず馬体検査を受けますが、事前に産地で受けると厩舎を経由しないで直接デビュー予定の競馬場に行けることになる。
 これは、馬や厩舎、生産者の負担を軽減しようというJRAの配慮によるものです。

 26日には、静内の北海道市場で最終検査が行われましたが、第一回の産地馬体検査では早来会場で検査を受けたノーザンファーム育成馬が、この日は北海道市場会場に来場したこともあり、会場には検査を受ける2歳馬の長い列ができていた。
 普段、なかなか目にすることのないノーザンファーム育成馬の姿を見たという、新ひだか町の育成牧場スタッフは、「この時期でこのような体作りを行っているのか、ということは参考にもなります。でも、レースに出れば一緒のスタートになるので、負けないように仕上げて行きたいですね」 と話していた。
 既に2歳馬の新馬戦も始まり、今年の新馬がどのようなレースをしてくれるのか注目する季節に入っている。

                日高案内所取材班