八戸市場でサラブレッド1歳馬のせりが開催される
今春のフィリーズレビューの勝馬マイネレーツェル(牝4歳、父ステイゴールド)を送り出した「八戸市場(青森県軽種馬生産農業協同組合主催)」が8日、晴天に恵まれた青森県三戸郡南部町の八戸家畜市場で開催された。
76頭(牡36頭、牝40頭、前年比1頭増)が上場され、20頭(牡11頭、牝9頭、同5頭減)が売却。26・3%(同7%減)で6079万5000円(同3328万5000円減、税込)を売り上げた。平均価格は前年比で約19・2%減少の303万9750円だった。売却率、総売上、平均価格ともに前年を下回る厳しい結果になった。
最高価格は3代母のケイスパーコ(CBC賞、オークス馬ケイキロクの母)がいる上場番号59番「シュバルブラン2007(牡 父タップダンスシチー)」の693万円で新冠町のビッグレッドファームが落札。これに次いだのは半兄にヨイチサウスがいる同65番「ボールドテスコ2007(牝 父タップダンスシチー)」で中地エージェンシーが598万5000円で落札した。
山内正孝組合長は「世界的な株価の低迷、原油高で不安定な経済情勢の中で、購買者側が販売申込者の足元をみるような市場になってしまった。地元の岩手県競馬馬主会が2歳トレーニングセールに切り替えたのも影響したし、市場取引馬奨励賞の廃止も影響がないとはいえないと思うが、先が見えない経済状況の中ではある意味でやむを得ない結果かもしれない。幸い、今春から産駒をデビューさせるシルバーチャームやサニングデールの導入に成功し、来春には多くの産駒が誕生するので、それらの動向次第では購買者の目を向けさせることも可能ではないかと思っている。東北地区の生産馬でも良質馬はセレクションセールなどに上場するジレンマはあるが、来年度に向けては開催日程を見直すなどよりよい市場運営を目指していきたい」と市場を振り返った。
日高案内所取材班
市場の概況
[八戸市場サラ1歳]
上場頭数: 76頭(前年度比 1頭増)
売却頭数: 20頭(前年度比 5頭減)
売却率 : 26.3%(前年度比 7%減)
売上総額: 6,079万5,000円(同3,328万5,000円減)
平均価格: 303万9,750円(同72万3,450円減)
詳しくはこちらへ
日本軽種馬協会
馬市ドットコム
76頭(牡36頭、牝40頭、前年比1頭増)が上場され、20頭(牡11頭、牝9頭、同5頭減)が売却。26・3%(同7%減)で6079万5000円(同3328万5000円減、税込)を売り上げた。平均価格は前年比で約19・2%減少の303万9750円だった。売却率、総売上、平均価格ともに前年を下回る厳しい結果になった。
最高価格は3代母のケイスパーコ(CBC賞、オークス馬ケイキロクの母)がいる上場番号59番「シュバルブラン2007(牡 父タップダンスシチー)」の693万円で新冠町のビッグレッドファームが落札。これに次いだのは半兄にヨイチサウスがいる同65番「ボールドテスコ2007(牝 父タップダンスシチー)」で中地エージェンシーが598万5000円で落札した。
山内正孝組合長は「世界的な株価の低迷、原油高で不安定な経済情勢の中で、購買者側が販売申込者の足元をみるような市場になってしまった。地元の岩手県競馬馬主会が2歳トレーニングセールに切り替えたのも影響したし、市場取引馬奨励賞の廃止も影響がないとはいえないと思うが、先が見えない経済状況の中ではある意味でやむを得ない結果かもしれない。幸い、今春から産駒をデビューさせるシルバーチャームやサニングデールの導入に成功し、来春には多くの産駒が誕生するので、それらの動向次第では購買者の目を向けさせることも可能ではないかと思っている。東北地区の生産馬でも良質馬はセレクションセールなどに上場するジレンマはあるが、来年度に向けては開催日程を見直すなどよりよい市場運営を目指していきたい」と市場を振り返った。
日高案内所取材班
市場の概況
[八戸市場サラ1歳]
上場頭数: 76頭(前年度比 1頭増)
売却頭数: 20頭(前年度比 5頭減)
売却率 : 26.3%(前年度比 7%減)
売上総額: 6,079万5,000円(同3,328万5,000円減)
平均価格: 303万9,750円(同72万3,450円減)
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