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浦河ポニー少年団が札幌競馬場で腕だめし

  • 2008年05月08日
  • ポニー競馬の表彰式
    ポニー競馬の表彰式
  • レース前の輪乗り~富菜牧場の富菜社長の姿も(鞍乗は次女の美咲ちゃん)、直ぐ後ろにはハッピーネモファームの根本社長も。
    レース前の輪乗り~富菜牧場の富菜社長の姿も(鞍乗は次女の美咲ちゃん)、直ぐ後ろにはハッピーネモファームの根本社長も。
  • レースの様子
    レースの様子
  • ゴール前は迫力のある叩き合いが繰り広げられた
    ゴール前は迫力のある叩き合いが繰り広げられた
 4月29日に開幕した道営ホッカイドウ競馬では「ゴールデンウィーク 春のケイバ祭り」のアトラクションのひとつとして6日(火)第4レース終了後に札幌競馬場で恒例のポニーレース「第4回浦河ジュニア・ジョッキーズ杯」を開催した。
 みごとな手綱さばきを見せたのは浦河ポニー乗馬少年団(浦河町)の団員、及びOBで小学校3年生から中学校1年生までの男女9人。4コーナー引込線からの約300mの直線距離で腕を競った。
 出走騎手は以下のとおり
1番 近藤直人(小学校6年生)騎乗馬・クリボン(セン4歳)
2番 近藤倖路(中学校1年生)騎乗馬・サンジ(セン9歳)
3番 富菜美咲(小学校6年生)騎乗馬・珀(ハク)(セン8歳)
4番 広瀬楓(小学校5年生)騎乗馬・ガンバレタロウ君(セン15歳)
5番 木村拓己(小学校5年生)騎乗馬・トットコハムタロウ(セン11歳)
6番 田中文乃(小学校5年生)騎乗馬・メルモチャン(牝9歳)
7番 木村和士(小学校3年生)騎乗馬・フランキー(セン3歳)
8番 根本ひなた(小学校4年生)騎乗馬・チャオ(牝8歳)
9番 中脇剛(中学校1年生)騎乗馬・プリティ(牝13歳)

 当日朝に浦河町から移動してきたジョッキーたちは、レース前こそやや緊張の面持ちだったが、スターターの旗の合図でスタートがきられると、日頃の練習の成果を発揮し、サラブレッド顔負けの迫力あるレースを展開。ゴール前ではメルモチャンとプリティの叩き合いが演じられるなど集まったファンの目を楽しませた。
 浦河ポニー少年団は1998年に発足。浦河町の生産者や育成者が中心になって小学生らに乗馬を教えている。ホッカイドウ競馬のアトラクションとして参加するのは4回目だが、浦河町内外の草競馬などにも積極的に参加している。

                日高案内所取材班