馬産地ニュース

春天を目指すコスモバルクの追い切り取材

  • 2008年03月24日
  • 田部調教師を背に
    田部調教師を背に
  • 馬場に入る直前のバルク
    馬場に入る直前のバルク
  • 天皇賞に向けて疾走するコスモバルク
    天皇賞に向けて疾走するコスモバルク
天皇賞・春をめざし、29日の日経賞に出走するコスモバルク(牡7歳、道営・田部厩舎)の最終追いきりが22日午前、北海道の門別競馬場で行われた。
 追い切る前の馬体重が526キロ。年明けからビッグレッドファームで休養し、急ピッチで乗り込まれていたものの「やや重いかな(田部調教師)」という不安を払拭する好内容のものとなった。
 ダクで体をほぐした6ハロンからスピードアップ。田部調教師を背に80.8~65.7~39.6~27.3~13.1(一杯)を馬場の7分どころを通って記録しました。
 「道中、これほど折り合えたのは初めて。思ったよりも良い動きだった。有馬記念以上の仕上がりで、力を十分に出せる出来だと思います。7歳になりましたが衰えはなく、むしろ成長したようにも感じます。輸送が鍵ですが、最大目標の天皇賞に向けて恥ずかしい競馬はしないと思います」とコメント。
 悲願でもある国内G1奪取へむけて、まずは好仕上がりといえそうだ。
 コスモバルクは26日に門別競馬場を出発。馬場には入れず、引き運動のみでエネルギーを溜め込む作戦だ。    日高案内所 取材班