平取義経神社で伝統の初午祭
本格的な出産、種付シーズンを前に平取町の義経神社では愛馬の健康と活躍を祈願する「初午(はつうま)祭」が行われ、地元の軽種馬生産者ら約100人が参拝した。
初午祭は、馬産地に伝わる祭事のひとつで、神社に由来する平安鎌倉時代の武将、源義経が騎馬武者であり、愛馬を大切することで連戦連勝を重ねたことに由来する神事。
今年は直垂(ひたたれ)姿に身を包んだ同神社総代の小林善直さん(87)が行事者として馬に騎乗。参列者ともども境内を練り歩いて無病息災を祈願した。祭事ののち、恒例の「矢刺しの神事」では馬上より、その年の鬼門の方向(今年はほぼ南)に神矢を三射。その矢を拾ったものには幸運が訪れるといわれることから、参列者は争うように矢を奪いあっていた。
初午祭は、馬産地に伝わる祭事のひとつで、神社に由来する平安鎌倉時代の武将、源義経が騎馬武者であり、愛馬を大切することで連戦連勝を重ねたことに由来する神事。
今年は直垂(ひたたれ)姿に身を包んだ同神社総代の小林善直さん(87)が行事者として馬に騎乗。参列者ともども境内を練り歩いて無病息災を祈願した。祭事ののち、恒例の「矢刺しの神事」では馬上より、その年の鬼門の方向(今年はほぼ南)に神矢を三射。その矢を拾ったものには幸運が訪れるといわれることから、参列者は争うように矢を奪いあっていた。