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JBBA七戸種馬場でシャーディーのお別れ会

  • 2008年02月02日
  • シャーディーのお別れ会~JBBA七戸種馬場
    シャーディーのお別れ会~JBBA七戸種馬場
 1月8日早朝に急性心不全で死亡したシャーディー(牡22歳、父Danzig)のお別れ会が30日午後、JBBA日本軽種馬協会七戸種馬場(青森県上北郡七戸)でしめやかにいとなまれた。
 JBBA日本軽種馬協会本部からは今原照之副会長、同江口主席調査役が出席し、種馬場スタッフら約10人が出席。七戸町の花松神社の北守節子宮司が祝詞をあげ、玉串を捧げて同馬の冥福を祈った。
 
 シャーディーは1986年5月20日生まれ。2歳9月に英国のドンカスター競馬場でデビューし、不敗の3連勝で挑んだ英国2000ギニーは大敗したが、愛2000ギニーを快勝。続くセントジェームズパレスSも勝ってマイルG1レース2連勝を記録した。通算成績は8戦5勝。
 1990年から種牡馬となったが、92年にJRAが購入し、翌93年からJBBA静内種馬場(93~95年)で供用を開始。以来、七戸種馬場(96~97年)、静内(98~99年)九州(00~01年)胆振(02~03年)と渡り歩いて、04年からは七戸種馬場で供用され、01年の東京新聞杯、ダービー卿チャレンジトロフィーを連覇したチェックメイトや03年の毎日杯を勝ったタカラシャーディー、98年の南関東3冠路線で活躍したゴールドヘッドなどを出している。

             日高案内所取材班