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タイムパラドックスの初仔誕生~三石・稲葉牧場

  • 2008年02月12日
  • タイムパラドックスの初仔~母オグリエンゼル
    タイムパラドックスの初仔~母オグリエンゼル
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 新冠町のビッグレッドファームに繋養されているタイムパラドックス(牡10歳、父ブライアンズタイム)の第1号産駒(牡)が1月18日、新ひだか町の稲葉牧場で誕生した。父親譲りの栗毛の馬体で放牧地を所狭しと走り回っている。
 母のオグリエンゼル(牝15歳、父オグリキャップ)は笠松・名古屋公営で47戦27勝2着10回の活躍馬。半兄には昨年の兼六園ジュニアC3着スカイヒーローがいる血統だ。
「しっかりした馬という印象です。大事に育てていきたい」と牧場の期待も高い。
 父のタイムパラドックスは3歳3月にデビュー。重賞初勝利は6歳と遅かったが、同年のジャパンCダートでアドマイヤドンをくだしてG1初制覇を飾ると05、06年はJBCクラシックを2連覇。交流競走を中心に全国9競馬場で16勝(重賞9勝)を挙げるなど長く、タフに活躍した。供用初年度は100頭の種付けを行っている。

                 日高案内所取材班