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デビッドジュニアの初仔誕生~新冠・競優牧場

  • 2008年02月12日
  • デビッドジュニアの初仔~母ルビーベイビー
    デビッドジュニアの初仔~母ルビーベイビー
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 JBBA日本軽種馬協会静内種馬場に繋養されているデビッドジュニア(牡6歳、父プレザントタップ)の“初仔”が、1月15日、新冠町の競優牧場で誕生した。
 予定日より10日ほど早く生まれたのは鹿毛の牝馬。半兄に06年のファルコンS3着のレッドスプレンダーがいる血統で、母のルビーベイビー(牝15歳、父ハウスバスター)は米国のステークスウイナー。祖母のオンザベンチはアスタリタS(米G2)2着という良血ファミリーだ。
 「キビキビした動きは父ゆずり。将来が楽しみな1頭です」とは同牧場の榊明彦社長。
 デビッドジュニアは2歳9月にデビュー。2戦目にあっさり勝ちあがり、3歳秋のセレクトSで重賞初勝利。その後、英チャンピオンS(G1、芝10F)を制して同年の欧州中距離チャンピオンとなった。また4歳時にはドバイデューティーフリー(G1、芝1777m)、エクリプスS(英G1、芝10F)をそれぞれ直線鋭く抜け出して快勝。2年連続で欧州中距離チャンピオンになっている。通算成績は12戦7勝(重賞4勝)。供用初年度となった昨年は102頭に配合を行っている。

             日高案内所取材班