良血サムライハート（牡５、父サンデーサイレンス、母エアグルーヴ）が現役生活を引退。新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬となることになった。
　同馬は、04年11月に京都競馬場からデビュー。芝２０００ｍの新馬戦を楽勝して将来を期待されたが、エリカ賞は折り合いを欠いて５着。その後、自己条件戦、ドンカスターＣを連勝したが、昨春のアクアマリンＳ８着後は休養していた。通算成績は５戦３勝。

　父は12年連続チャンピオンサイアーのサンデーサイレンス。全姉には03、04年のエリザベス女王杯を勝ったアドマイヤグルーヴがおり、半弟には04年のセレクトセールで５億１４５０万円で取引されたザサンデーフサイチ（牡３、父ダンスインザダーク）や今年夏の新馬戦を楽勝したポルトフィーノ（牡２、父クロフネ）がいる良血馬。本馬も少ないキャリアながら高い素質を示しており、早くも注目されている。

　　　　　　　　　　　　　　　日高案内所取材班