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JRAケイムホーム導入、JBBA静内で種牡馬予定

  • 2007年11月02日
 JRAは、パシフィッククラシックS(G1)など重賞8勝の強豪ケイムホーム(牡8歳、米国産、父ゴーンウエスト、母ナイスアッセイ、その父クレヴァートリック)の購買に関する契約を締結したと発表した。
 
 同馬は、同馬は2歳6月にハリウッド競馬場でデビュー。2歳時にホープフルS(G1・ダート7ハロン)を勝ち、3歳春にはケンタッキーダービーの前哨戦であるサンタアニタダービー(G1・ダート9ハロン)を快勝。ケンタッキーダービーはウォーエンブレムの6着と敗れたが、秋にはパシフィッククラシックS(G1・ダート10ハロン)で二冠馬ウォーエンブレムを破った。通算成績は12戦9勝(重賞8勝)。
 03年からレーンズエンドファームで種牡馬となり、初年度産駒の1頭シーピーウエストは今年7月に行われたジムダンディS(G2・ダート9ハロン)で2着するなど活躍している。同馬は、11月下旬に日本到着後、12月中旬に日本軽種馬協会に寄贈され、同協会静内種馬場に繋養される予定。

                 日高案内所取材班