日本軽種馬協会東北支部（山内正孝組合長）では、競走用馬の流通促進のために１１月１日「１歳馬展示会」を青森県三戸郡の八戸家畜市場で開催した。
　現在、東北地区では７月に八戸市場を開催されているが、今回の展示会は、購買者と販売者の接点をより深めて流通を促進しようというもの。地元の青森産馬を中心に、スペシャルウィークやジェニュイン産駒など１９頭が展示され、１２頭前後が売却されたもよう。会場には地元、岩手県の競馬関係者や来年度のトレーニングセール上場を目論む九州地区の購買者らが来場し、熱心に馬選びを行った。松橋康彦参事は「実際に購入意欲にあふれた方々が来場し、活発な取引が行われたようです。１頭でも多くの馬が取引され、その中から活躍馬が出てくれることを期待しています」と振り返った。

　　　　　　　　　　　　　　　日高案内所取材班