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アラムシャーがJBBA静内種馬場に帰厩

  • 2007年10月10日
  • JBBA静内種馬場に帰厩したアラムシャー
    JBBA静内種馬場に帰厩したアラムシャー
  • 同

 03年から2年間をJBBA静内種馬場で過ごし、05、06年を愛国のナショナルスタッドで繋養されていたアラムシャー(牡7 父キーオブラック)が6日、3年ぶりに同静内種馬場に戻ってきた。
 
 同馬は03年春の欧州チャンピオン。4戦3勝で挑んだ英ダービーこそクリスキンに不覚を取ったが、続くG1愛ダービーでは不敗の仏ダービー馬でのちの凱旋門賞優勝馬ダラカニを一蹴。同馬に生涯唯一の黒星をつけると、その後G1キングジョージVI世&クイーンエリザベスSでは前年の仏ダービー馬スラマニやクリスキンらを相手に3馬身半の差をつけて快勝した。通算成績は9戦5勝。初年度産駒は、今春からデビューを果たしており、その中の1頭バイタリティーがホッカイドウ競馬のサンライズカップ(旭川1600m)に優勝している。
 
 出迎えた木村慶純場長は「ひとまわり大きくなって戻ってきたように感じます。来年は充実したシーズンを迎えられるように体調管理に努めたい」と目を細めていた。

                 日高案内所取材班