馬産地ニュース

ウインズ札幌で岡田紘和、吉田俊介のトークショー

  • 2007年08月06日
  • 左より司会の杉本清さん、岡田紘和さん、吉田俊介さん
    左より司会の杉本清さん、岡田紘和さん、吉田俊介さん
  • 岡田紘和さん
    岡田紘和さん
  • 吉田俊介さん
    吉田俊介さん
  • 会場には多くのファンが~ウインズ札幌B館
    会場には多くのファンが~ウインズ札幌B館
 4日、函館開催の終了後にウインズ札幌B館4階特設ステージで、ビッグレッドファームの岡田紘和さんとノーザンファーム・吉田俊介さんのトークショー「ダイヤモンドを探せ」~新馬戦の魅力~が杉本清さんの司会で行なわれました。
 相馬眼の達人であり一世代でビッグレッドファームという巨城を築いた父岡田繁幸氏と、日本の競馬界を席巻する社台グループ・ノーザンファームの吉田勝己氏を後継していく二人のトークは、軽妙な杉本さんの司会で終始盛り上がりを見せ、満席となったファンを楽しませてくれた。

 まだまだ元気で、GⅠに挑戦するというコスモバルクや、ダーレージャパンにトレード後も日本でのレースに期待が掛かるアドマイヤムーンなど近況の話題が進む中、杉本さんの「お二人には、当然ライバル意識があるでしょう」という意地の悪い質問も。米国レキシントンで修行中に初めて出会った二人は「仲間ですね。良きライバルですよ。」と受け流す。
 本題の新馬については、夫々の生産馬や会員組織で持つ所有馬から15頭の2歳有力新馬リストを出し解説をしていたが、紘和さんの一押しはマイネルチャールス(父ブライアンズタイム 母マイネプリテンダー)、初産駒となる注目の新種牡馬はゴールドアリュールで、俊介さんはダイワカンパニー(父アグネスタキオン 母ヒットザスポット)、同じくシンボリクリスエスだった。
 
 最後に、今後の抱負について「まだ取っていないクラシック制覇を」と俊介さんを羨ましそうに見つめる紘和さんに、俊介さんは「ビッグレッドさんに負けないように新馬のデビューを少しでも早くするよう努力します。」と笑顔。
 世界の競馬を見つめる二人は「血統だけでなく、育成技術とか様々な面で日本も進化しています。芝の中距離以上では日本馬は負けませんよ。」と自信を覗かせていた。

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