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JRA札幌競馬場の100周年記念式典が開かれる

  • 2007年07月27日
  • あいさつする高橋政行理事長
    あいさつする高橋政行理事長
  • 高橋はるみ知事からは特別感謝状が送られました
    高橋はるみ知事からは特別感謝状が送られました

  • 盛大に執り行われた鏡開き
    盛大に執り行われた鏡開き

 JRA札幌競馬場の100周年記念式典が7月26日、札幌市のホテルで行われました。高橋政行JRA理事長、大平俊明場長らが出席。高橋はるみ北海道知事や豊田育郎農水省生産局競馬監督課長、岩本允北海道馬主協会会長ら300人が駆けつけ、札幌競馬場の歴史を振り返ると同時に、新たな歴史の1ページを盛大に祝いました。
 
 札幌における競馬は、明治5年に札幌神社(現北海道神宮)で祭典競馬が開催されたのが最初といわれていますが、その後、北6条通りで直線競馬が行われたという記録や開拓史育種場(現北大農学部付近)、中島遊園地の南方にも競馬場があったといわれています。北海道の開拓に欠かせなかったのが馬。そして江戸時代の頃から多くの馬がいたという札幌ならではの話ではないでしょうか。
 現在の札幌競馬場(札幌市桑園)は明治40年に北海道競馬会によって開設され、その後昭和12年に日本競馬会札幌競馬場として生まれ変わりました。太平洋戦争により中断された時期もありますが、昭和21年に国営競馬となっても、また昭和29年に日本中央競馬会が設立されたあとも、健全な娯楽の提供として、また馬の能力検定の場として多くのファンに競馬を提供してきました。
 
 高橋政行理事長は「JRA最北端の競馬場として、さまざまな変革の中で100年という区切りの年を迎えられたのはうれしい限りです。これまでに、札幌競馬場は多くの名馬たちのデビューの地としてというだけではなく、札幌記念などをとおして数々の名馬を送り出してきました。これからもファンに喜んでもらえるような競馬をお届けしたい」とさらなる発展を誓いました。
 今年の札幌競馬は8月11日に開幕し、9月30日まで2開催16日間を予定しています。 
                日高案内所取材班