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函館などで新種牡馬産駒が活躍

  • 2007年07月04日
  • ショウナンカンプ~レックススタッド6月25日撮影
    ショウナンカンプ~レックススタッド6月25日撮影
  • 同

  • テイエムサンデー~HBA門別種馬場3日撮影
    テイエムサンデー~HBA門別種馬場3日撮影
  • 昨年死亡したコロナドズクエスト~JBBA静内種馬場昨年2月の展示会で
    昨年死亡したコロナドズクエスト~JBBA静内種馬場昨年2月の展示会で

 1回函館競馬がスタートし、早くもファーストシーズンサイアー争いが激化している。今年、産駒をデビューさせる予定の種牡馬は45頭。シンボリクリスエス(年度代表馬2回)やアグネスフライト(日本ダービー)ゴールドアリュール(最優秀ダート馬)など国内の大レース勝馬に混じって、アグネスデジタル(香港C)、アラムシャー(愛ダービーなど2勝)エイシンプレストン(クイーンエリザベス2世Sなど3勝)グランデラ(愛チャンピオンSなど3勝)、コロナドズクエスト(トラヴァーズSなど2勝)ファルブラヴ(ジャパンCなど8勝)ムーンバラッド(ドバイワーリドC)ワイルドラッシュ(メトロポリタンHなど2勝)など8頭の国際G1勝馬が顔を揃える豪華ラインナップだ。
 
 その中でJRA初勝利を記録したのは2002年の高松宮記念を逃げ切り、現在は新ひだか町のレックススタッドに繋養されているショウナンカンプ(牡9 父サクラバクシンオー)産駒のアイリスモレア(牝2 美浦・田村康仁厩舎)。
 函館競馬初日に行われた芝1000m新馬戦で2番手を追走し、直線追われるとグイグイのびて58秒1で優勝した。
 またコロナドズクエスト(牡12 父フォーティナイナー)産駒のエイシンパンサー(牝2 栗東・平田修厩舎)、ファルブラヴ(牡9 父フェアリーキング)産駒のビーチアイドル(牝2 栗東・加用厩舎)、テイエムサンデー(牡11 父サンデーサイレンス)産駒ディアヤマト(牡2 美浦・高橋裕厩舎)らも次々と先頭ゴールインを果たして新種牡馬世代の優秀性を証明している。

                   日高案内所取材班