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ヘヴンリーロマンスの初仔情報~ノースヒルズM

  • 2007年03月27日
  • ヘヴンリーロマンスと初仔(父キングカメハメハ)
    ヘヴンリーロマンスと初仔(父キングカメハメハ)
  • ヘヴンリーロマンスの初仔
    ヘヴンリーロマンスの初仔
  • 同

“天覧競馬”となった一昨年の天皇賞・秋を制したヘヴンリーロマンス(00年生、鹿毛、新冠産、父サンデーサイレンス 母ファーストアクト)の初仔(牡 父キングカメハメハ)がノースヒルズマネジメント(新冠町)で順調に育っている。
 「3月3日に無事に生まれました。最初の産駒は小さく生まれるケースが多いのですが、生まれた仔は馬格もありますし放牧地では血統馬らしい、俊敏な動きを見せてくれています。ヘヴンリーロマンスも、子供をかわいがりすぎることもなく、適度な放任主義ですばらしい母親ぶりです」と同マネジメントの福田獣医師も頼もしそうだ。
 ヘヴンリーロマンスは、3歳春のクラシックこそ不出走だったが、4歳秋の阪神牝馬特別で重賞初制覇を飾ると、翌年は札幌記念をステップに天皇賞・秋では前年の年度代表馬ゼンノロブロイを相手に優勝した。
 父のキングカメハメハは04年の日本ダービー馬。皐月賞は不出走だったが、NHKマイルCも5馬身差で圧勝しており、変則2冠をともにレコードで制している。父キングカメハメハの初年度産駒は来年にデビュー予定だが、本馬は2年後以降のデビューとなり動向が注目される。

                 日高案内所取材班