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29日、アンバーシャダイは放牧中の事故で死亡

  • 2007年01月30日
  • 元気な頃のアンバーシャダイ~昨年10月撮影
    元気な頃のアンバーシャダイ~昨年10月撮影
1983年のJRA賞特別賞を受賞したアンバーシャダイ(牡30 父ノーザンテースト 母クリアアンバー)が、29日、功労馬として余生を送っていた新ひだか町静内のアロースタッドで放牧中の事故のため死亡した。
 同馬は、ノーザンテースト初年度産駒の1頭。現役時代は有馬記念、天皇賞・春など34戦11勝2着6回3着7回。ホウヨウボーイやミナガワマンナ、ホリスキーといった馬たちと死闘を繰り広げて長くチャンピオンホースとして活躍した。現役引退後、3億円でシンジケートが組まれ、84年からアロースタッドで種牡馬となった。その後、メジロライアンやカミノクレッセ、レインボーアンバーなどを出して内国産種牡馬時代の一翼を担った。02年に種牡馬生活を引退後、住み慣れたアロースタッドで余生を送っていた.

日高案内所取材班