馬産地ニュース

浦河で二冠馬カワカミプリンセスの優勝祝賀会

  • 2006年12月06日
  • 三石川上牧場の上山夫妻(左)と西浦勝一調教師夫妻
    三石川上牧場の上山夫妻(左)と西浦勝一調教師夫妻
  • 右より本田優騎手、西浦勝一調教師、上山社長
    右より本田優騎手、西浦勝一調教師、上山社長
  • 挨拶に回る上山社長夫妻
    挨拶に回る上山社長夫妻
  • 会場に飾られた優勝の肩掛け
    会場に飾られた優勝の肩掛け
  • 喜びの溢れる会場
    喜びの溢れる会場
 オークス、そして秋華賞を不敗で制したカワカミプリンセスの(牝3父キングヘイロー 母タカノセクレタリー)優勝祝賀会が、4日、浦河町の浦河ウエリントンホテルで開催された。
 
 会には、西浦勝一調教師や本田優騎手も夫妻で出席。300人ほど収容できる会場は、お祝いに駈けつけた人でほぼ一杯。生産者であり、また馬主の三石川上牧場の上山浩司社長は「馬主として、初めての1勝を挙げてくれた馬です。ここまで強くなることができたのは多くの方々のおかげ」と笑顔で感謝の気持ちを現した。
 同馬は、新ひだか町三石川上に位置する三石川上牧場の生産馬。「遅生まれで、体も小さかった馬が、こんな大きな仕事をしてくれるとは思わなかった。ウチのような牧場でも、こんな馬を生産できたことで、日高の牧場に勇気を与えられたのではないかと思います」と喜びを表現した。
 同馬は、今年2月にデビュー。新馬、君子蘭賞を連勝し、スイートピー賞でオークスの出走権利を獲ると、不敗のままオークス、そして秋華賞を制した。西浦師は「最初から期待の大きかった馬ではないが、調教を積むごとに強さを実感した」と振りかえり、本田騎手も「長いキャリアの中で最強の馬です」と愛馬を称えた。

               4日 日高案内所取材班