馬産地ニュース

サマーセールで購買のJRA育成馬宮崎へ出発

  • 2006年09月06日
  • 宮崎に向け出発するJRA育成馬
    宮崎に向け出発するJRA育成馬
  • 四肢にはバンテージが巻かれる
    四肢にはバンテージが巻かれる
 5日、今年の市場で日本中央競馬会に購買されJRA育成馬となった一歳馬のうち12頭が、各生産牧場から静内の北海道市場に集合してJRA宮崎育成牧場へ旅立った。
 同競馬会では、今年の春から夏までに各市場で購買した一歳馬80頭をJRA日高育成牧場に56頭、JRA宮崎育成牧場に26頭と分けて配置し、これから本格的な育成・調教に入る。
 この育成馬たちは来春に予定されるJRAブリーズアップセールで売却される事になりますが、勝ち上がり率も高く、ダイワパッションなど重賞優勝馬も輩出しているだけに生産者の見送る表情には期待がみなぎる。

 6頭ずつ入った馬運車は静内を出発後、函館から青森まではフェリーを利用して、高速道路をひたすら走り丸2日後に宮崎に到着の予定。馬運車にはドライバー2名と輸送担当者が2名乗り込んで終日輸送馬の世話をするため、使用飼料、道具や治療用具などが万全に積み込まれている。
 添乗者にとっては、長い道のりと、馬の安全に気を遣い続ける2日間が始まった。

                6日 日高案内所