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ヨハネスブルグがJBBA静内種馬場にスタッドイン

  • 2010年02月01日
  • JBBA静内種馬場に到着したヨハネスブルグ
    JBBA静内種馬場に到着したヨハネスブルグ
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 2001年の全米・欧州2歳牡馬チャンピオンに輝いたヨハネスブルグ(牡11歳、父ヘネシー)が1月30日午前7時、繋養先となる新ひだか町のJBBA日本軽種馬協会静内種馬場に到着した。

 ヨハネスブルグは1999年生まれの米国産馬。デビューから7戦7勝でBCジュヴェナイル(米G1)、フィーニクスS(愛G1)、モルニ賞(仏G1)、ミドルパークS(英G1)と、4カ国のG1レースで4勝を挙げ、欧米の2歳タイトルを獲得した。

 03年に米国・豪州で種牡馬入りしてからは、フロリダダービー(米G1)を制したスキャットダディ、イスパーン賞(仏G1)に勝ったセージバーグ、インヴィテーションS(豪G1)の勝ち馬ターフフォンテンなど、北・南両半球でG1ホースを輩出。世界を股にかけるシャトルスタリオンとして昨シーズンはアルゼンチンで供用されていた。

 日本へはアルゼンチンからオランダ経由で入国。同国から直での輸入は初のケースという。新種牡馬の到着には種馬場スタッフのほか、同種馬場で研修生活を送るJBBA生産育成技術者研修の生徒らも出迎え。世界的名馬のスタッド入りに目を輝かせた。

 ヨハネスブルグの導入に尽力した中西信吾場長は「輸送を考慮して体重を少し落としてきたのですが、元気な姿で到着してくれたので安心しました。全身バネのような柔らかい動きにほれ込みました。産駒は芝・ダート、距離の長短関係なく活躍しているので楽しみですね」。ダンシングブレーヴ、フォーティナイナーが使っていた馬房を用意するVIP待遇で迎え入れた。

 種付料はA:200万円、B:250万円、C:300万円。馬産地でも人気で、すでに多くの配合申込みが寄せられている。種付条件は下記のとおり。


A:「基本契約」 平成22年4月30日または第1回種付日のいずれか遅い日までにお支払い下さい。配合牝馬の死亡、不受胎、流産又は死産の場合でも、種付料は返還いたしません。
B:「不受胎時種付料返還特約及びフリーリターン特約付き」 平成22年4月30日または第1回種付日のいずれか遅い日までにお支払い下さい。
C:「フリーリターン特約付き、9月15日期限払い」 平成22年8月31日現在で受胎確認後、同年9月15日までにお支払い下さい
取材班