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アルデバランの本邦初産駒が誕生

  • 2010年01月22日
  • アルデバランの本邦初産駒
    アルデバランの本邦初産駒
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 2003年の全米チャンピオンスプリンター、アルデバラン(牡12歳、父ミスタープロスペクター)の本邦初産駒が1月19日夜、新冠町の新冠タガノファームで誕生した。

 生まれたのは世界的大種牡馬ノーザンダンサーが近親にいるライアメロディー(牝7歳、父アドマイヤベガ)を母にもつ鹿毛の牡馬。生れ落ちた翌日から放牧に出されると、雪の上を無邪気に駆け回り元気さをアピールしていた。「骨太でしっかりした仔が生まれました。どちらかというと父のアルデバランに似ていると思う」とは同ファームスタッフ。父を繋養するJBBA日本軽種馬協会静内種馬場へ誕生の報告をすると、すぐにスタッフが視察に訪れ、満足そうな顔をして帰っていったという。

 アルデバランの競走成績は英米25戦8勝。2003年にサンカルロスH(G1)、メトロポリタンH(G1)、フォアゴーH(G1)と3つの短距離G1を制覇し、全米チャンピオンスプリンターに輝いた。

 04年に米国で種牡馬入りし、日本では昨年から供用を開始。昨シーズンは98頭の種付けを行った。今年の種付料はA:120万円、B:160万円、C:200万円となっている。種付条件は下記のとおり。

A:「基本契約」 平成22年4月30日または第1回種付日のいずれか遅い日までにお支払い下さい。配合牝馬の死亡、不受胎、流産又は死産の場合でも、種付料は返還いたしません。
B:「不受胎時種付料返還特約及びフリーリターン特約付き」 平成22年4月30日または第1回種付日のいずれか遅い日までにお支払い下さい。
C:「フリーリターン特約付き、9月15日期限払い」 平成22年8月31日現在で受胎確認後、同年9月15日までにお支払い下さい
取材班