馬産地ニュース

ライディングヒルズ静内で初乗り会が行われる

  • 2010年01月08日
  • 初乗り会の様子
    初乗り会の様子
  • 丘の上からは海が見える
    丘の上からは海が見える
  • 好天に恵まれた
    好天に恵まれた
  • 終了後は豚汁とおしるこが振る舞われた
    終了後は豚汁とおしるこが振る舞われた
 快晴の空の下、当日は約30名が参加。午前10時から3回にわたってオーシャン・コースのトレッキングを実施した。白銀のコースを人馬はゆっくりと歩を進め、太平洋を一望できる丘まで来ると、馬上から素晴らしい眺めが広がる。参加者は気持ち新たに馬の乗り心地を確かめながら、一様に爽快な様子で初乗りを満喫していた。

 参加者の中には冬休み中の小学生の姿も多かった。ビワハヤヒコ号に騎乗した本間飛鳥君(小学3年生)は、「今日はいつもと違う場所に行きましたが、上手く乗れました。海がきれいだった。今年はヒルズの大会で優勝できるように頑張ります。」と、元気いっぱいに感想を話してくれた。

 マイネルディンプル号に騎乗した斉藤隼矢君(小学6年生)は、「楽しかったです。クセのない馬で、人間の指示をよく聞いてくれました。今年はもっと上達できるように努力していきます。」と、更なる技術向上に意気込んでいた。

 この行事の初回から9年続けて参加しているという静内乗馬同好会・会長の広奥晶さんは、「好天に恵まれて幸先の良いスタートを切れたなという気持ちです。参加者も年々増えているようで、今年も多くの方々と乗馬を楽しんでいきたいです。」と、安堵の面持ちで今年の初乗り会を振り返った。

 ライディングヒルズ静内には北里大学馬術部の田中翔子さん(大学3年生)、神前達也さん(大学2年生)、佐々木愛加さん(大学2年生)の3人が合宿に訪れており、初乗り会にも参加した。

 オスカーレ号に騎乗した田中翔子さんは、「景色がきれいでした。大人しくて乗りやすい馬でした。多頭数で行動しても、どの馬もみんな落ち着いていたのが印象的です。広々とした場所を使っての乗馬は大学ではできないので、ここでの体験は貴重でした。合宿ではスタッフの皆さんに親切丁寧に教えていただき、非常に勉強になりました。」と、明るい表情で話してくれた。初乗り会を含め満足な合宿を過ごせたようだ。
取材班


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