サマーセール3日目が26日、快晴の北海道市場で行なわれた。この日は216頭(牡124頭、牝92頭) が上場されて、73頭(牡53頭、牝20頭) が落札。33.79％の売却率で3億2959万5000円(税込、以下同) を売り上げた。前年同日対比で、売却率が約1.36ポイントアップ、総売上は3108万円増と微増の結果となった。


　最高落札価格馬は、母の半弟にジャパンダートダービー(G1) 2着のメイショウアームがいるレストアローン(牡、父ブライアンズタイム) の1585万5000円。新冠町の㈲ビッグレッドファームが落札した。


　これに次いだのは函館2歳S(Jpn3) で2着したキョウエイアシュラの半弟ミラクル(牡、父デュランダル) の1575万円。こちらは浦河町の㈲吉澤ステーブルが落札した。
　この日、3番目の価格となる1365万円でホーマンヴォイスの20(牡、父バゴ) を落札したのはノーザンファーム。母の半兄にホーマンウイナー(デイリー杯2歳S(G2) 2着) がいる血統だ。


　牝馬では半兄にマイネルローゼン(京都新聞杯(Jpn2)3着) のいるフラワーケープの20(牝、父タニノギムレット) が1050万円で㈲ディアレストクラブによって落札された。


　また、この日は新ひだか町の静内農業高校生産の彪牙(牡、父スズカマンボ、母フリソデ(母の父ムジタヒド) ) を273万円で三重県の永井啓弐さんに、北大研究牧場の火震(牡、父リンカーン、母スガタシン(母の父ジェイドロバリー) ) も京都府の兼松利男さんによって420万円で売却された。
取材班