北海道地区の第一回産地馬体検査が、４月22日の浦河・ＢＴＣ軽種馬育成調教場を皮切りに行われている。23日には新ひだか町ＪＢＢＡ北海道市場で検査が行われ、近隣の育成牧場から約２００頭の２歳馬が次々と北海道市場に姿を見せた。

　デビュー前の２歳馬たちを多く目にできることもあって、産地馬体検査には多くのマスコミが集まってくる。この日も雑誌やＴＶなど約20名が検査を終えた馬の立ち写真を撮影したり、現在の状態などについて熱心に取材をしていた。

　検査には現２歳が初年度産駒となるキングカメハメハやネオユニヴァース、またキッケンクリス、プリサイスエンド、サクラプレジデント産駒の姿も見られており、それぞれの馬が順調な仕上がりぶりを逞しい馬体から証明していた。北海道地区の第一回産地馬体検査は、24、25日の北海道ホルスタイン協会家畜市場でも行われる。