14日、ＪＲＡ日高育成牧場で育成馬の展示と騎乗供覧が公開されました。
　この育成馬は、昨年ＪＲＡが全国各地で購買した1歳馬を、育成調教技術の向上を目的にＪＲＡの専門職員が育成してきた馬。公開されたＪＲＡ育成馬は、4月28日のＪＲＡブリーズアップセール（中山競馬場）に上場されますが、競走馬としての質の高さや、これまでの実績から購買者の人気は高いようです。

　この日は、日高育成牧場で育てられた56頭が展示され、内43頭の騎乗供覧が公開されましたが、購買関係者の熱い視線が注がれる中で、育成馬の生産者も多く来て愛馬にエールを送っていました。
　ＪＲＡ日高育成牧場の朝井洋場長は「この1年は、延長された1000ｍの屋内販路を中心にトレーニングを積み、充実した育成が行なわれたと思います。良い結果につながることを期待していますよ。」と自信の様子。また、良血種牡馬の導入にＪＲＡで一役を担った新種牡馬シルバーチャームのファーストシーズンの仔も5頭公開されていましたが、「父親の良いところを引き継いでいるようで、スタッフの評価も上々です。」（朝井場長）とこちらの初仔たちの活躍も楽しみとなった。

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