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ウインクリューガー日高SSに種牡馬入り

  • 2007年12月01日
  • 日高スタリオンステーションに種牡馬入りしたウインクリューガー
    日高スタリオンステーションに種牡馬入りしたウインクリューガー
  • 同

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 2003年のNHKマイルカップ(GⅠ、芝1600m)に優勝したウインクリューガー(牡7、父タイキシャトル、母インヴァイト、その父ビーマイゲスト)が5年間に及ぶ現役生活に別れを告げて、11月22日の夕方過ぎに浦河町の日高スタリオンステーションに到着した。途中、雪のために到着時刻が大幅に遅れるというアクシデントがあったが、元気な姿で無事にスタッドイン。新しい生活をスタートさせた。
 
 同馬の通算成績は34戦5勝3着2回(障害2戦1勝)。2歳10月に京都競馬場でデビュー。新馬戦など2戦1勝。3歳になってアーリントンCで重賞初勝利を飾ると、NHKマイルCでは2番手を追走して、そのまま1分34秒2で押しきった。その後は、古馬の短距離路線の常連として活躍。今年に入ってからは障害に新天地を求めて7月7日の入障初戦でスピードの違いを見せつけるように圧勝したが、脚部不安を発症して引退を決めた。
 「タイキシャトルの芝のG1ウイナーとして、期待しています。ディープインパクトの近親という血統をアピールしていきたい」と意気込んでいる。 

                    日高案内所取材班