馬産地ニュース

JBBA静内種馬場で種付安全祈願祭が行われました

  • 2005年02月18日
種付けシーズンの本格化を迎え各地のスタリオンでは、人馬の無病息災・安全確保を祈願する種付安全祈願祭が行われる。17日には、JBBA日本軽種馬協会静内種馬場でも関係者を集め、しめやかに執り行われた。
同種馬場では種牡馬の騎乗調教を毎日実施しており、各馬を「競走馬として良い状態にしている」そうで、他に類を見ないが8名の調教スタッフの熱意は大きい。「種牡馬を管理する技術は、うちのスタッフが世界一」と伊藤厩舎長は胸を張る。

その伊藤厩舎長に、各種牡馬の様子をお伺いした。

●新種牡馬・シルバーチャーム(父シルバーバック、米国産、米クラシック2冠・ドバイワールドカップ)・・・雄大な馬体に切れのある動き、馬体も柔らかく期待がかかります。

●新種牡馬・サニングデール(父ウォーニング、静内タイヘイ牧場産、高松宮記念他)・・・父ウォーニングの忘れ形見。血統的に、もう少し長い距離でも活躍する仔が出るでしょうから楽しみです。

●フォーティナイナー・・・今年で20歳になりますが、状態は万全です。既に3頭種付いたしました。 

●ボストンハーバー・・・調教も順調で、精神的にも落ち着きをみせております。今年はいよいよ産駒がデビューします。これからの活躍が楽しみです。

●オペラハウス・・・本馬は今一番良い状態です。


※このほかにも、海外で人気のあるデヒアも戻りカリズマティック、スクワートルスクワート、アラムシャー、コロナドズクエストなど名種牡馬が繋養されている。

※なお、各種馬場の種牡馬展示会は来週21日より本格的に開催されるが、一般ファンの見学は出来ません。種馬場や生産者にとって将来のかかる大事なことなのでご理解ください。