良血種牡馬を多数けい養するレックススタッドの種牡馬展示会は、２月20日午前11時30分すぎから行なわれた。この日は午前10時からＪＢＢＡ日本軽種馬協会静内種馬場で、10時40分からアロースタッドで種牡馬展示会が開催されており、レックススタッドは３番目。　朝から降り続いた雪が激しさを増し、大雪の中での開催となったが、関係者約２００人がこの日にむけてしっかりと仕上げられた馬体と堂々たる歩様を披露した。
　
　トップをきったのは今年から産駒をデビューさせるヒシミラクル。芦毛の体は白さをより増して幻想的なシーンとなった。続いて、同じく今年から産駒をデビューさせる菊花賞馬ザッツザプレンティ、良血トーセンダンス、芝１０００ｍのレコードホルダー、カルストンライトオの３頭が展示された。
　時間の経過とともに雪は激しさを増したが新種牡馬のトーセンロッキー、スマートカイザーやブリーダーズスタリオンステーションから移籍してきたスターオブコジーン、国際的な評価の高いティンバーカントリー、ヘクタープロテクター、４年連続で１００頭以上の繁殖牝馬に配合しているサクラプレジデントなど同スタッドで種牡馬生活を送る24頭中、22頭が次々と紹介された。

　２００９年レックススタッドけい養種牡馬

エイシンサンディ （16歳、父サンデーサイレンス）
エイシンワシントン（18歳、父オジジアン）
カルストンライトオ（11歳、父ウォーニング）
サクラチトセオー（19歳、父トニービン）
サクラプレジデント（９歳、父サンデーサイレンス）
ザッツザプレンティ（９歳、父ダンスインザダーク）
ジェニュイン（17歳、父サンデーサイレンス）
ショウナンカンプ（11歳、父サクラバクシンオー）
スターオブコジーン（21歳、父コジーン）転厩馬
スマートカイザー（９歳、父サンデーサイレンス）新種牡馬
ティンバーカントリー（17歳、父ウッドマン）
テレグノシス（10歳、父トニービン）
トゥナンテ（14歳、父サクラユタカオー）
トーセンダンス（７歳、父サンデーサイレンス）
トーセンテンショウ（10歳、父トニービン）
トーセンロッキー（７歳、父チーフベアハート）新種牡馬
ヒシミラクル（10歳、父サッカーボーイ）
ヘクタープロテクター（21歳、父ウッドマン）
マチカネフクキタル（15歳、父クリスタルグリッターズ）
モルフェデスペクタ（11歳、父デヒア）
ヤマニンゼファー（21歳、父ニホンピロウイナー）
ヤマニンセラフィム（10歳、父サンデーサイレンス）
ヤマニンリスペクト（12歳、父サンデーサイレンス）
ルゼル（11歳、父ザフォニック）

　　　　　　　　　　　　　　　　日高案内所取材班