馬産地ニュース

トップを切りダーレー・ジャパン・SCの種牡馬展示会

  • 2009年02月12日
  • 多くの関係者が集まった会場
    多くの関係者が集まった会場
  • 今年の初産駒が楽しみなアドマイヤムーン
    今年の初産駒が楽しみなアドマイヤムーン
  • 産駒が今年デビューのアルカセット
    産駒が今年デビューのアルカセット
  • 武豊・幸四郎の兄弟ジョッキーがトークショウ
    武豊・幸四郎の兄弟ジョッキーがトークショウ
2009年度種牡馬展示会のトップをきって、2月9日午前、日高町のダーレー・ジャパン・スタリオンコンプレックスで「スタリオンパレード2009」が同スタリオンで開催された。
 
 けい養頭数は7頭と少なめだが、欧州賞金王のファンタスティックライト(13歳、父ラーヒ)はじめアドマイヤムーン(6歳、父エンドスウィープ)、アルカセット(9歳、父キングマンボ)と2頭のジャパンカップウイナーを揃えた陣容はまさにワールドワイド。前日に共同通信杯を勝ったばかりの武豊騎手も弟の幸四郎騎手とともにスペシャルトークショーに招かれて「香港ヴァースではステイゴールドでファンタスティックライトを負かすことができましたが、彼は本当の意味でのヒーローでした。すごい馬ですよ。アドマイヤムーンの仔にもぜひ乗ってみたいですね」と宣伝に一役かっていた。
 
快晴に恵まれたこの日、同スタリオンには500人を超える生産者、馬主らが訪れた。
会場に設置された特設テント内では、軽食なども用意されて、さながら社交場の雰囲気を醸しだし、メインステージではダーレーグループが誇る世界の一流馬たちが、1頭づつ異なるテーマ曲にあわせて登場。大型ビジョンには現役時代のレースが映し出されるなか海外競馬評論家の合田直弘さんの司会進行で、磨き上げられた体を誇らしげに歩くその姿は、まさにパレードの名にふさわしいものだった。
 展示会終了後には記者会見が開かれて「私たちの種牡馬で日本の競馬に、生産に貢献したい。それがダーレーグループの願いでもある」とシェーン・ホーラン(スタリオンオペレーションディレクター)が約2時間のパレードをしめくくった。

           日高案内所取材班