馬産地ニュース

JBBA静内種馬場で種牡馬展示会

  • 2009年02月23日
  • 悪天候のため屋内馬場での展示会となった
    悪天候のため屋内馬場での展示会となった
  • 吉沢譲治さんもゲストに参加し、けい養種牡馬をアピールした
    吉沢譲治さんもゲストに参加し、けい養種牡馬をアピールした
  • 今原照之JBBA副会長の挨拶
    今原照之JBBA副会長の挨拶
  • 既に多くの予約が入る新種牡馬アルデバラン
    既に多くの予約が入る新種牡馬アルデバラン
 JBBA日本軽種馬協会の種牡馬展示会が20日午前、新ひだか町の同種馬場で行われた。あいにくの悪天候で急きょ、屋内馬場での展示となったが、胆振地区にけい養される3頭を含めた13頭が、集まった約300人の生産者らの前でコンディションの良さをアピールした。

 今原照之副会長のあいさつのあと、JRA馬事文化賞を受賞したNHK競馬解説者吉沢譲治さんが「われわれも明日食う飯のために仕事をしなければならないときもありますが、10年後を見据えた仕事をさせてもらうこともあります。メイショウサムソンもウオッカもスイープトウショウも、JBBA日本軽種馬協会所有の種牡馬たちが配合されています。」とけい養種牡馬たちを紹介した。
 
 最初は胆振地区の3頭。今年から産駒をデビューさせるバゴを筆頭に、競馬の殿堂入りを果たしているシルバーチャーム、ウォーニング産駒のG1優勝馬サニングデールと続く。それぞれが、明確なセールスポイントを持っているだけに、遊佐課長の口調も滑らかだ。
 続いて静内地区は2人引きのボストンハーバーから、堅実なチーフベアハート、サンデーサイレンス産駒で芝ダート双方のG1勝馬イシノサンデー、快速スクワートルスクワートと続き、メイショウサムソンの父オペラハウス、復活なったキンググローリアスとベテラン勢もコンディションの良さをアピールした。
 米国、新国に続く3ヶ国目の新種牡馬チャンピオンを狙い今年から産駒をデビューさせるストラヴィンスキー、欧州の3歳中距離チャンピオンになったデビッドジュニア、米国中距離界の強豪ケイムホームと続き、最後は新種牡馬のアルデバラン。ほかの馬と比べて倍以上の時間をかけてじっくりと紹介した。

                日高案内所取材班

2009年JBBA静内種馬場けい養種牡馬

アルデバラン(11歳 父ミスタープロスペクター)新種牡馬
イシノサンデー(16歳 父サンデーサイレンス)
オペラハウス(21歳 父サドラーズウェルズ)
キンググローリアス(23歳 父ニーヴァス)
ケイムホーム(10歳 父ゴーンウエスト)
スクワートルスクワート(11歳 父マーケトリー)
ストラヴィンスキー(13歳 父ヌレイエフ)
チーフベアハート(16歳 父チーフズクラウン)
デビッドジュニア(7歳 父プレザントタップ)
ボストンハーバー(15歳 父カポウティ)