馬産地ニュース

ブリーダーズスタリオンS.で種牡馬展示会

  • 2009年02月20日
  • 好天に恵まれたブリーダーズS.S.
    好天に恵まれたブリーダーズS.S.
  • 約400名の関係者が集まった会場
    約400名の関係者が集まった会場
  • 新種牡馬サイレントディール
    新種牡馬サイレントディール
  • 新種牡馬ブラックタイド
    新種牡馬ブラックタイド
  • 社台S.S.から移動してきたトワイニング
    社台S.S.から移動してきたトワイニング
 種牡馬展示会シリーズ第4弾は門別地区の「ブリーダーズスタリオンステーション」。1989年に仏ランキングサイアーのベリファらを迎えて開業以来、今年21年目を迎えるスタリオンステーションだ。アフリート(JBCスプリント優勝バンブーエールの父)、フサイチコンコルド(南部杯優勝ブルーコンコルドの父)グラスワンダー(ジャパンC優勝スクリーンヒーローやJRA賞最優秀2歳牡馬セイウンワンダーの父)、バブルガムフェロー(京成杯優勝アーリーロブストの父)、ブラックホーク(京都牝馬特別チェレブリタの父)、スウェプトオーヴァーボード(シルクロードS優勝アーバンストリートの父)らが昨年末から今年にかけて大活躍。もっとも勢いのあるスタリオンといっても過言ではない。
 
 19日午前に行われた種牡馬展示会は快晴にも恵まれて約400人の関係者で賑わいをみせた。最初に登場したのは新種牡馬の2頭。ディープインパクトの全兄ブラックタイド(8歳、父サンデーサイレンス)とトゥザヴィクトリーの全弟サイレントディール(9歳、父サンデーサイレンス)。いずれも残り少なくなったサンデーサイレンス直仔の自身も重賞勝馬。ブラックタイド(受胎条件50万円、出生条件80万円)、サイレントディール(受胎条件30万円・出生条件50万円)ともに安価に設定された種付料も魅力で人気沸騰中だという。さらには社台スタリオンステーションから移動してきたトワイニング(18歳、父フォーティナイナー)が紹介され、続いて同スタリオンステーションが誇る18頭が展示された。
 トリを務めたのは25歳になるアフリート(25歳、父ミスタープロスペクター)。さすがに年齢を感じさせる体になったが、昨年も産駒のバンブーエールがG1レースに勝利するなど威光は失われていない。頭数制限こそあるものの、昨年も高い受胎率を記録したことが事務局から報告されて元気一杯をアピールした。

2009年度ブリーダーズS.S.繋養馬
 新サイレントディール(9歳、父サンデーサイレンス)
 新ブラックタイド(8歳、父サンデーサイレンス)
 新入厩トワイニング(18歳、父フォーティナイナー)
 アサクサデンエン(10歳、父シングスピール)
 アドマイヤマックス(10歳、父サンデーサイレンス)
 アドマイヤジャパン(7歳、父サンデーサイレンス)
 アフリート(25歳、父ミスタープロスペクター)
 エアジハード(14歳、父サクラユタカオー)
 グラスワンダー(14歳、父シルヴァーホーク)
 スウェプトオーヴァーボード(12歳、父エンドスウィープ)
 スターキングマン(10歳、父キングマンボ)
 スリリングサンデー(13歳、父サンデーサイレンス)
 タップダンスシチー(12歳、父プレザントタップ)
 バブルガムフェロー(16歳、父サンデーサイレンス)
 フサイチコンコルド(16歳、父カーリアン)
 ブラックタキシード(13歳、父サンデーサイレンス)
 ブラックホーク(15歳、父ヌレイエフ)
 ラスカルスズカ(13歳、父コマンダーインチーフ)

             日高案内所取材班