種牡馬展示会第２弾は新冠町のビッグレッドファーム。
　比較的歴史の浅いスタリオンだが、魅力的なラインナップに加え、サンデーサイレンスの有力後継種牡馬に名のりをあげて着たステイゴールドや一昨年の新種牡馬ランキング２位のアグネスデジタルやＮＡＲサイアーランキング首位のマイネルラヴなどの成功種牡馬を送り出している実績や市場での購買力などもあいまって人気の高いスタリオンだ。
　
　今年は、ときおり小雪がちらつくあいにくの天候だったが、約４００名の生産者らで賑わった。東北地区から移動してきた新入厩のメジロベイリー（11歳、父サンデーサイレンス）をはじめ、今年から産駒をデビューさせるマイネルセレクト（10歳、父フォーティナイナー）、ロージズインメイ（９歳、父デヴィルヒズデュー）ら11頭がスタッフのナレーションとともに１頭づつ展示された。
　また、展示会終了後には同スタリオン展示会の恒例となった種牡馬産駒の公開調教が行なわれ、初年度産駒が本年２歳デビューを迎えるアドマイヤマックス、マイネルセレクト、ロージズインメイの産駒計６頭が豪快に坂路を駆け上がって父の優秀性をアピールした。

　ビッグレッドファームけい養種牡馬

　アグネスデジタル（12歳　父クラフティプロスペクター）
　イーグルカフェ（12歳、父ガルチ）
　マイネルラヴ（14歳、父シーキングザゴールド）
　マイネルセレクト（10歳、父フォーティナイナー）
　メジロベイリー（11歳、父サンデーサイレンス）
　ロサード（13歳、父サンデーサイレンス）
　ロージズインメイ（９歳、父デヴィルヒズデュー）
　スパイキュール（９歳、父サンデーサイレンス）
　ステイゴールド（15歳、父サンデーサイレンス）
　タイムパラドックス（11歳、父ブライアンズタイム）
　ゼンノエルシド（12歳、父カーリアン）

　　　　　　　　　　　　　　日高案内所取材班